東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

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皇居ランニング

投稿者: hayashiyuki  投稿日: 2013年2月25日 21:14

こんにちは。久しぶりの投稿になりますチャッピーですsun

 

他の七帝のブログを見てうちも新歓にむけて更新しないと…と思ってたら、普段は先輩を馬鹿にしまくってる遠矢君が真面目なことを書いてくれてました。真面目な遠矢を見るのは一年ぶりぐらいでしょうかw 受験生でもブログ見てくれている子がたくさんいるみたいでもっと書くべきなのですが練習が始まるとみんな時間も気力も持っていかれてしまうようですsweat01これからはちゃんと書きますsign01

 

さて、昨日は東京マラソンでしたね。一般応募の倍率が10倍を超えた東京マラソンですが、そんな日に柔道部は皇居の外周を使ってランニングをしてました。

「皇居ラン」 なんと柔道部には似つかわしくないおしゃれな響きでしょうか。

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皇居は一周約5kmで僕たちは道を間違えて二周とちょっとの11kmぐらいを走りました。途中視界が広げて景色がぐっと良くなるところ(↑の画像)があるんですが、東京ではめったにお目にかかれない広々とした景色に感動しました。

普段、ラントレというと坂とか階段でダッシュやけんけんなど爽やかさのかけらも無いメニューなのですが、昨日は止まらなければOKという甘い条件のもと、爽快に汗を流しました。

参考画像:爽やかな津留(元から)

 

僕はというと、景色やまわりの大きな建物をみたり、噂の美ジョガー(美女+ジョガーらしい…)に軽く抜かされ後姿を鑑賞しながら走っているとビリ二位になってしまいしたdash

でも、また機会があったら皇居で走りたいです。

参考画像:爽やかさのかけらも無い田村。あとイケメン遠矢。

 

明日は後期入試二日目ですね。受験生が実力を発揮できるよう祈っていますconfident

 

ではっpaper

 

 

 


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受験シーズン

投稿者: toyanaoki  投稿日: 2013年2月22日 23:33

こんばんは。2年の遠矢です。WEB担当の山崎さんより受験生へ向けてメッセージ性のあるブログを書くように申し付けられましたので僭越ながら書かせていただきます。
まずどうでもいいですが僕の近況についてです。学部の試験も終わり、レポートも提出し終えた今何の雑念もなく春練に集中できるという素晴らしい状況です。以上です。大したことありません。

現在僕たちは春練中ですが、この時期といえば受験シーズンでもあります。巷でもあらゆる合格グッズがこの時期を待ってましたと言わんばかりにあふれかえっていますね。今どきの合格グッズはキットカットなどの有名どころだけではないようです。木から「落ちない」コアラのウン(運)チを配合したしおりなど様々なものがあるようです。大学生になった今でこそ「コアラの糞なんかいらんやろ」と思いますが、思えば自分自身受験の時は色んな神社のお守りを持っていたり縁起を担ぐというほどたいそうなものではありませんが、朝食を食べた後のルーティーンを決めていたり地味なこだわりを持っていたことを思い出しました。まだ見ぬ東京に思いをはせていた若かりし日の思い出です。でもなんだかんだ言っても個人的には一番の合格グッズは自分が一番力を出せるものなのだろうと思います。自分が大切にしているものとか好きなものとか何でもいいと思います。逆にキットカットは「カット」とか入ってるし、ポケットに入れてたらホッカイロで溶けてぐちゃぐちゃになったのであんまり好きではありませんでした(笑)。(※これは僕個人の意見です。キットカットもキットいいと思います。)

なんかどうでもいいことばかり書いてしまいました。もしかしたら受験勉強の息抜きに柔道部のブログを読んでくれている受験生がいるかもしれないのでまじめな話をしようと思います。ただ僕は「成績優秀で東大合格!」という人間ではありませんので参考にもならないかもしれませんが…。
受験が近づいてくると緊張するかもしれません。これは当然の感情です。模試の成績がA判定じゃなかったからヤバいと思うかもしれません。でも緊張しすぎることはないのではないと思います。むしろ気楽でいるぐらいの方がいいかなと思います。模試の成績なんて所詮模試受験時点での成績だし、僕なんかA判定を見たことありませんでした。また僕の場合は、まぁダメだったらもう1年勉強するかぐらいにしか思っていなかったので程よい緊張感で試験に臨めました。ただ気を抜きすぎないように気を付けてください。あと睡眠はとっておいた方がいいかもしれません。
逆に現時点で「余裕だわ」と思っている人も最後まで気を抜かずに頑張ってください。普通にやれば合格できると思いますので。

偉そうに長々と書いてしまいましたが一番言いたいのは、受験生の皆さん頑張ってください!そしてもし東大に入ったら是非柔道部に来てみてください。大学4年を捧げるに値する日々があなたを待っています!皆さんと一緒に練習できる日を心から待っています!!


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【自己紹介】一年の森です

投稿者: morihiroyuki  投稿日: 2012年12月30日 23:47

大変遅くなってしまって申し訳ありません。
一年生の森裕之です。
所属は文科一類で、兵庫県の灘高校出身です。

僕は中学までは水泳をやっていて、柔道は高校から始めました。
しかし当時は勉強との両立に悩んだままあっという間に引退を迎えてしまい、このまま終わってしまうのかという気持ちだけが残る結果となってしまいました。

そして今年の春、長い浪人生活を終えて改めてその思いを再確認し、東大柔道部の門を叩く決意をしました。

人数の少ない学年で至らない姿ばかりお見せしてしまい、諸先輩方にはいつもご心配をおかけしていることを心苦しく感じていますが、これからも精一杯練習に励んで一歩ずつ精進していきたいと思います。

面白みのない文章になってしまいましたが、これで僕の自己紹介を終わらせて頂きます。


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オフだより(1)

投稿者: koyamatomoyuki  投稿日: 2012年12月29日 22:05

2年の小山です。夏に続き、冬もオフだより第一弾は小山が書かせていただきます。

 

柔道部の2年生は、二人しかいない1年生も連れて学年旅行(with 1年)として12月22日から1泊2日で日光と鬼怒川温泉に行ってきました。

 

初日は東照宮をはじめとした日光の社寺を巡りました。東照宮では三猿や陽明門といった名所も目にとまりましたが、やはり最も印象的だったのは「階段」でした。今年2月の勝浦合宿以来、階段を見たら階段トレのことを思い出さずにはいられない我々は、旅行先の日光でも階段を見るたびに、「この階段でトレーニングしたらしんどそうやな。」といったことばかり言っていました。

 

三猿

 

陽明門

 

夜は鬼怒川温泉のホテルに泊まりました。疲れていて9時ごろに早々と寝てしまった去年の分まで、ホテルにあったビリヤードをしたり、トランプの「大富豪」をしたりして未明まで楽しみました。

 

2日目は華厳の滝を見に行きました。滝の周辺は標高が高くて寒かったですが、ほんのり雪化粧した冬の華厳の滝はとても綺麗でした。

 

華厳の滝

 

一年の最後に楽しい旅ができました。


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枯れスマスのお知らせ

投稿者: hashimotokennichiro  投稿日: 2012年12月23日 16:18

こんにちは
今年の枯れスマス担当の2年の橋本です。
日光から今年の枯れスマスのお知らせをしたいと思います(日光への学年旅行の記事は他の誰かが書いてくれると思います)

今年も枯れスマスを開催いたします!
場所は七徳堂、日時は12月24日クリスマスイヴの午後6時からです
参加条件は枯れていること、これ一つのみです。
今年はI村さんとT留さんとの2人を除く現役全員が参加できます!!
クリスマスに予定がなくて暇だな、という方はぜひ枯れスマスにお越しください!!


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徒然なるままに・・・

投稿者: toyanaoki  投稿日: 2012年11月23日 02:11

こんばんは。2年の遠矢です。実は柔道部の駒場祭副責です。(ほぼ何もしていませんが)
いよいよ駒場祭を明日に控えた今(カレンダーではもう今日ですが・・・)遠足に行く前日の子供のようにわくわくしてなかなか寝付けないのでブログを書くことにしました。ただテンションが上がっているだけで別段面白いわけではありませんので期待しないでください。
今日は駒場祭の関係で道場が使えなかったので神保町の近くに出稽古に行きました。練習が終わり、帰ろうとしたところ東京ドームホテルが遠くに見えました。僕は後楽園から定期があるので後楽園まで歩くことにしました。すると途中、よい定食屋を見つけました。割と肉が食べられるうえご飯のお替り自由という素晴らしいものでした。そこでお腹を満たすと少し歩きたくなりました。よい定食屋に出会えたこともありテンションは最高潮。なぜか定期で通る駅を順番に歩こうと思ってしましました。
最初は一駅くらいでやめようと思いましたが、初めて通る道だったのでますますテンションは上がり一人暗い夜道鼻歌交じりに歩いていると止まらなくなり、ついには渋谷まで歩いてしまいました。(ただし調べたところ、渋谷~後楽園間は距離に直すと大したことはなかったようです。)
散歩の途中、さすが東京、と感じるものがたくさんありました。たとえばTBSのビルや遠くにぼんやりと見える東京タワー、たくさんの大学の建物、そしてはっと思わず振り返ってしますような美人などです。赤坂、永田町の高層ビル群には圧倒されました。
なぜ渋谷で散歩をやめたのかというと、渋谷から自宅までは以前にも散歩したことがありしかも別に面白いものもないからです。
そこで渋谷から電車を使うことにしたのですが終電の時間が迫っていたためホームには人がごった返し一本前の電車では人数的にもう乗れないにもかかわらず果敢にもチャレンジした結果、本人にとっては大事であっただろう大きなアニメの絵柄の書かれた紙袋がぐしゃぐしゃになったおじさんや酔ってホームに降りだすおじさんなどなかなかカオスな状況でした。僕が乗った電車も当然ごった返しつま先立ちで2駅ほど乗らなければなりませんでした。
ふたを開けてみれば最後の電車が一番疲れました。そして帰宅してブログを書いているのですがそうこうしているうちに興奮が少しずつおさまってきたのかあくびが出始めました。
気付けば文章もだらだらと長くなってしまっているのでこの辺で失礼します。皆さんも是非東京を散歩してみてください。あ、あとできるだけたくさんのOB,OG,父兄の方に駒場祭に是非お越しいただけたらと思います。よろしくお願いします。


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駒場祭!

投稿者: hayashiyuki  投稿日: 2012年11月21日 14:12

こんにちは。なぜか尊敬する金田一先輩が所属する化シスに進振りが決まってしまった2年の橋本です。

一個前のブログでは、小山たちがお茶女で宣伝をしてくれたので、今回は今週末に行われる駒祭の宣伝をしたいと思います!!

今年の駒場祭“Festaholic”は11/23(金),24(土),25(日)に行われます。柔道部は炭火焼鳥を出店します。

場所は去年と同じく、正門を入って右手、イタリアントマトの近くです。

今年も焼き鳥を食べつつビールを飲みつつ祭りを楽しもう!!と思っていたのですが、
去年某テニサーが客にむかって吐いたからなのか、それとも同じく某テニサーが今年飲酒で事件を起こしたからなのか、今年は企画側も来訪者も飲酒や酒の持ち込み、販売が禁止となっているそうです。本当に最悪ですね。

それに加えて、誰かさんが部室の合鍵をばれてしまったので、駒祭期間中部室が使えないのではないかという問題まであり、多少モチベーションは下がっておりますが、代わりにノンアルコールビールを置いたりして何とか頑張っていこうと思っているので、OB・OGの方々も是非来ていただけると嬉しいです!!

某テニサーと某M田君を恨みつつ、これで宣伝を終わろうと思います。駒場祭への来場を部員一同お待ちしております!!


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井上康生先生との練習会

投稿者: tsubakitomohiro  投稿日: 2012年11月15日 09:38

2年生の椿です。遅くなりましたが井上康生先生との練習会について報告したいと思います。

11月12日(月)に井上康生先生が駒場の練習に参加してくださいました。井上先生と言えば僕らの世代ではヒーローで、僕もシドニーオリンピックで井上先生を見て柔道を始めました。井上先生に会えるということでその日は一日中そわそわして落ち着かず一応授業は出ましたがまったく頭に入りませんでした(笑)

練習では少ない本数ではありますが乱取りを行い、僕は真っ先に井上先生にお願いして1本目にやらせていただきました。内容は予想通りボコボコでしたが、正直組めただけで満足でした(笑)けがで井上先生と乱取りできなかった金田一先輩が泣きそうだったので、しばらく自慢したいと思います。

乱取り後は井上先生に東大生が質問する時間がもうけられました。ひとつひとつの質問に丁寧に答えていただき、本当に貴重なお話を聞くことができました。そして、僕が技や組み手の説明のときの受けをやらせてもらえたのはうれしかったです。あの内股で投げてもらったことは一生の思い出です。こういうときは先輩をさしおいて前に出る図々しさが必要だと実感しました(笑)

練習後には記念撮影を行い、なんと世界の井上先生と柏崎先生に囲まれて写真を取らせていただいきました。みんなが殺到するなか、乱取りのお返しとばかりに金田一先輩は井上先生と2ショットで撮影していました。4年生の石井先輩も卒業祝いと称して井上先生と柏崎先生と3ショットで撮っていました。

井上先生は全日本男子の監督に就任したばかりでお忙しい中でも練習後の懇親会に来てくださり、僕らのような底辺の柔道家の意見にも耳を傾けてくださいました。井上先生の人柄や柔道に対する姿勢にはみな感心するばかりでした。

最後に、お忙しい中わざわざ東京大学に来てくださった井上康生先生、この機会を設けてくださった宇野先輩、諸先生、先輩方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

井上先生がおっしゃられた感謝の気持ちを忘れずにこれからも柔道に励んでいきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

↑↑
写真は後日アップします。


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徽音祭に行ってきました

投稿者: koyamatomoyuki  投稿日: 2012年11月11日 19:15

こんにちは。2年の小山です。

 

今回、柔道部の有志で「駒祭の宣伝と部員の社交能力向上」のためにお茶の水女子大学の「徽音祭」に行ってきました。その様子を紹介したいと思います。

 

まずは、先輩方が2年前に行った「新妻カフェ」に行きました。その様子は以下に詳しく紹介されているのでよろしければ参考にしてください。

http://blog.akamonjudo.com/2010/11/16/235521

 

今年が最後という新妻カフェはパワーアップしていて、「わたし」よりもさらに200円も高い「らぶらぶたいむ」なるコースがあり、「わたし」のサービスに加えて耳元でメッセージを囁いてくれるという特典がありました。もちろん我々は全員「らぶらぶたいむ」で入店し、様々なサービスを楽しみました。

↑奥さん(店員さん)に描いてもらった佐野の似顔絵

 

女性が苦手な遠矢は終始うつむき加減で、こういったお店にはかなり慣れた感じで「ヒロくんって呼んで♥」「(ホットケーキに)ハートマーク書いて♥」などと店員さんに親しげに話し掛ける森君とは対照的でした。

 

全員で「おちゃとも」という企画にも参加しました。これは受付でもらった番号札を首からかけてキャンパス内を回り、同じ番号札をかけた人を見つければ、一緒にゲームをして賞品がもらえるという企画です。佐野や田村さんは同じ番号札をかけた女子学生を発見したにもかかわらず勇気が無くて話し掛けることができなかったのに対し、後藤だけは果敢にも発見した女子学生に話し掛けていました。相手の方は、ガチガチに緊張した後藤にとても好意的に接して下さり、二人でゲームに挑戦して見事賞品をゲットしていました。相手の方には後藤に代わってお礼を申し上げたいと思います。

 

さらに、小学生以下を対象にしたスーパーボールすくいがあり、僕は以前このブログで紹介されている通り(http://blog.akamonjudo.com/2011/08/28/225829)スーパーボールすくいがとても得意な田村さんに挑戦しました。(ちなみに佐野も横で挑戦していましたが、すぐにポイが破れてしまい、ポイの枠でスーパーボールを跳ね上げて取っていたので係の人に注意されていました。)かなり白熱した展開になりましたが、あまりに長い時間やっているので係の人に制限時間を設けられ、ポイが全然破れていないにもかかわらず、途中で強制終了させられてしまいました。ちなみにその時点での結果は、田村さんが57個、僕が44個でした。今度は時間無制限で勝負をつけたいと思います。

 

そんな感じで我々は女子大の学園祭を満喫してしまい、当初掲げた目標はほとんど達成できませんでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。


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天然女子~猛禽~

投稿者: 中野  投稿日: 2012年10月8日 04:49

引退して早四か月が経ちまして、そろそろ勉強も軌道に乗ってきた…と言いたい所なのですが、未だかなづちよろしく教科書読んでも分からないことだらけ…、そんな日々を結構楽しんでいたりもする四年の中野です。ご無沙汰してます。

今回は大変僭越ながら、大学での勉強についてほんの少しだけご紹介しようかと思います。
さて、私は法学部という所に在籍しているのですが、皆さんは法学部にどんなイメージをもっていますか?六法全書を全部覚えるところだとか思ってませんか(笑?
そんなことはありません。タオルを巻けばいい枕に早変わりするほどの厚さのページ数に米粒みたいな字でびっしり書いてあるのを一字一句暗記するなんて、原始的不能です。
じゃあ何をするかというと、(一学生の私見に過ぎませんが)法律学というのは解釈学ですから、法律に書いてある言葉(条文)の定義を考えたり、それを基に明文のない場面の議論をしたりする学問のようです。
……とここまで読んで、「はぁ?定義?議論?意味わかんねー」てのが感想だと思います(笑 なので、以下では、大学に入学した男子学生が必ずといっていいほど、特に私のように中高男子校で青春時代を世界の半分で生きていたような学生が特に扱いに困る、天然女子(俗にいう、「猛禽」)を具体例に説明しようと思います。

まず、定義についてですが、これがなければ話は始まりません。とはいえ、定義の仕方いかんで、その言葉の持つ意味は大きく変わってきます。
例えば、天然女子に関して純粋な中学生であれば

《ちょっとぬけててふわふわしてて、守ってあげたくなるような女の子》

と定義するかもしれません。すると「ああ、か弱い存在で大事にしなくちゃならないんだな」と思いますよね?
でも四年間大学でいろんな経験をし、ちょっと難しい言葉使いを覚えたりすると、とこんな定義もありうるかもしれません。

《外見上、その年齢までに通常取得しておくべき社会常識や一般的能力が欠如した、男子の騎士的欲求をいたずらに駆り立てる女子》

どうですか。だいぶイメージが変わったのではないでしょうか(笑
何が言いたいかというと、ことほど左様に言葉は定義の仕方によってその姿を変えるということです。定義というものの大切さがお分かりいただけるかと思います。

もう一つ、議論の所在(論点)をおさえることも大切です。
六法を見て知りたいことがそのまま書いてあれば話は簡単ですが、どこを探しても載っておらず(明文がない、といいます)「こんな時どうしたらいいんだろう?」というケースも結構あります。そして法律学の世界ではそんな時、「一見~~のように思えるけれども、実は~~」という議論の仕方をすることがあります。
さっきの天然女子にもう一度登場してもらうと、例えばこんな風になります。

 では天然女子を男子はどのように取り扱うべきか。明文なく問題となる。
   この点、騎士道精神を重視する立場から男子は常に女子の天然ぶりを盲信し騎士的欲求をくすぐられるまま素直に対応すべきとする見解もある。
   しかし、それではあまりに男子の心的・経済的損失が大きく妥当でない。
   そこで、当該女子の天然ぶりが詐術によるものであることが明らかであり、かつそれが不当な目的によるものであると認められるにつき相当の理由があるときは、男子は勇気をもってその偽天然を指摘し白日のもとに晒すべきと解する。

以上、何となく法学部での勉強のイメージが掴めたでしょうか。(笑
但し、非常に残念なことに、東大法学部では天然女子を専門にする授業は開講されていないため、男子諸君はキャンパスの内外における観察と自らの手痛い経験の積み重ねによってしか天然女子の本質をつかむことは出来ません。後輩達には、一定のショックと出費を覚悟の上、是非勇気をもって世界のもう半分に飛び込んで欲しいと思います。

そしてもし、「いや、俺は大学では心穏やかに過ごしたいだ」と願う男子学生がいたら、大学の中で比較的天然系女子の生息していないエリア、すなわち柔道部へ入ることを強くお勧めします

………と無理やり部員勧誘につなげた所で、そろそろ「こんな現実逃避してるから勉強が進まないんだよ!!!」という良心の呵責に耐えきれなくなってきたのでこの辺にしようかと思います。なにやら方々から批判を浴びそうな駄文になってしまいましたが、実際は天然女子の入部もwelcomeですのでその点は誤解のないようお願いします(笑
次回は、天然女子といえば、ということで、今話題の津留辺りが更新してくれることでしょう。それでは(^^)

注)個人的に猛禽に思い入れがあるわけではありません。念のため。


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