東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

yamaziryugetsu の 投稿

新歓ブログ④

投稿者: yamaziryugetsu  投稿日: 2022年3月23日 22:30

新歓ブログ

こんにちは。東大柔道部新3年の山路です。
ここでは、新入生諸君の目に留まり、入部を検討してもらえる様、柔道部の魅力を余すことなく、精一杯伝えていこうと思います!

とはいってみたものの、こんなニッチなブログにたどり着いているあなたは既に、かなりのマニアなのではないでしょうか?マニアのあなたなら、以前のブログを読んだり東大柔道部について調べてみたりしていることでしょう。ここまで来たならもう入部するしか道は残っていません。ブログなんて見てないでさっさと新歓垢(@tjudoshinkan21)に連絡してください。

逆に、マニアじゃない!と感じているあなたへ。このブログとの出会いは、俗に運命と呼ばれるやつです。もう読まなくていいのでさっさと入部しちゃってください。

ここまで読んでくれた、どうしても僕のブログが読みたくて仕方がないというファンの方々には、特別サービスとして僕が感じる柔道部の魅力をチラ見せしちゃいます。

それはズバリ、柔道部に入れば、激アツなキャンパスライフを送れることです!

どの様に激アツかというと、それは高専柔道ならではの競技性にあると思います。僕たちが優勝を目指す七大戦では、15人vs15人の勝ち抜き団体戦が行われます。勝ち抜きでは、もちろん立ち技の強い猛者が相手を蹴散らしたり、テクニカルな寝技師が関節技などを駆使してオシャレに相手をギブアップさせたりして派手に活躍することもあります。このような圧倒的な個の強さは、当たり前ですが誰もが憧れるかっこいい強さです。

しかし、僕的にこうした選手以上にアツいのは、彼らの猛攻を耐え抜く守りの選手です。どんなに強い選手でも、1人で15人抜き切るなんてことはまず出来ません。七大戦では、チームのために彼らに引き分け、勢いを止めることに専念し必死になる選手たちがいます。

練習したテクニックを駆使して、勝ち気に溢れギラギラした相手の表情を、どんどんと曇らせ、焦らせることができる守りの選手は、試合が進むに連れ動かぬ山のようにどっしりと見え、頼もしく見えてきます。試合に引き分け、一気に流れをチームに引き寄せる姿勢はまさにいぶし銀です。この様な意味で、七大戦ではチーム全員に見どころがあるという競技性の観点から、激アツ展開間違いなしです。

また、いかにも東大チックで面白いのは、こうした選手になるのにも、またこうした相手に勝ち切るのにも、ただひたすら練習すればいい訳ではないというところです。東大柔道部では、練習中に体だけでなく頭を使う時間が多くあるのが特徴です。動画を確認して自分の癖を把握したり、みんなでフィードバック、研究をしたりして、お互いに練度を高めていきます。東大に入るまで勉学で培った試行錯誤の経験を、持て余すことなく部活動に生かすことができます。

体のみならず頭を駆使して、試合で活躍する部員たちを見るのは、本当にアツいです。僕みたいに、シャイなタイプの人間でも、試合の時は自然とでかい声が出てきて自分の昂りように驚きます。

とにかく、4年やそこらしかない学生生活、何もしないでぼーっと過ごすのは、勿体無いの極みです。社会人になったらできないこと、大学でしかできないこと、熱中できること、探していませんか?

東大柔道部では、経験者も未経験者も、部員全員に輝くチャンスがあります。少しでも気になった方は、気楽にフラッと道場に立ち寄ってみてください。きっと、激アツな大学生活を迎えることができるでしょう!


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夏練半分終わりました。

投稿者: yamaziryugetsu  投稿日: 2021年9月7日 13:56

こんにちは。2年の山路です。夏練も折り返しということで、ブログを書く係がたらい回しにされた挙句自分が指名されてしまいました。中岡に指名されると自分が下に見られてる気がして腹立たしいので、今度直接彼を蔑んでやろうと思います。

さて、何を書けばいいのか全く思い浮かばないので過去のブログを漁っていたところ、先輩らの東京観光ブログを目にしました。僕らの代でも行ってみたい所ですが、憎きコロナのせいで全く行けそうにありません。同期との記憶は意外に少なく、この一年を振り返っても練習か中岡とのタイマン飯しか思い出されませんでした。

今後同期と遊ぶ為にも、東京で行きたい所をランキングで発表しこのブログを将来の参考にしたいと思います。

3位、大阪
ユニバに行きたいです。あと、つまらん関西人2名を同期に持つ身としては、彼らの出生のルーツを辿ることで、アイデンティティ形成の過程を追体験するミステリアスな旅が出来るのではと期待しています。

2位、サモア
同期にサモアの血を引いてそうな男が居るので、入れてみました。ちなみにドウェインジョンソンは本当にサモアの血を引いているらしいです。体にめちゃくちゃサモアに関係するタトゥーとか入れてるらしいですが、血を引いてたらなんなんだって感じでワイルド・スピードのファミリーゴリ押し感が嫌いな私はサモア嫌いになりました。

1位、スイス

「永世中立国としても知られるスイスは、雄大なアルプスと輝く湖水とその美しい自然と中世の街並みを残す古都もあり人気の国です。
アルプスの名峰マッターホルンを望む山岳リゾートや、氷河観光などの楽しみ方もありツェルマットとサンモリッツの間を走る氷河急行は大変人気です。
首都ベルンは湾曲して流れるアーレ川に囲まれた旧市街が世界遺産に登録された古都でもあります。」らしいです。
韓国ドラマの愛の不時着見て行きたくなったとは部内では口が裂けても言えません。

以上、東京の行きたいところを発表しました。ほとんど同期の誕生の地巡りになってしまいました。地理は昔から苦手なので、東京以外の場所が入ってたら申し訳ありません。流石に埼玉みたいなど田舎が東京でない事はわかったのですが。同期のみんな、いつか行こうね。ただし中岡、テメーはダメだ。


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新歓ブログ⑧

投稿者: yamaziryugetsu  投稿日: 2021年3月16日 01:46

こんにちは。一年の山路です。

今回の目的は新歓ということなのですが、自分は高校で最高代だった時に新歓活動を盛大に失敗して部員ゼロという狭間の代を生み出した経験があるため、若干トラウマになっています。今思い出しても、教室に新歓で声をかけようとして押しかけた結果、柔道着姿のデブに浴びせられた心ない罵詈雑言や、見せ物小屋で奇異なものを見るかの如く謎の盛り上がりを見せた中学一年生のリアクションを思い出すと身震いします。ここ東大ではそんな失敗を繰り返さない様、しっかりと柔道部の魅力を伝えて行きたいところです。受験が終わり、一年分遅れた流行を取り戻す為鬼滅の刃でも読み漁っているであろう新入生の方々には、せっかくこのブログまでたどり着いたのならば、是非とも竈門炭治郎の心の様に暖かく澄んだ気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

東大柔道部において、他所の柔道部と一線を画し圧倒的に魅力的なところは、素人でも十分活躍の場があるという点です。柔道では、相手が経験者で立ち技が得意な場合、やはり未経験者は簡単に投げられてしまいます。そのため小学校など若いうちから柔道を始めた方が有利なのは確かですし、大学から始めるには敷居が高い、怖いなどといった印象を抱くかもしれません。しかし東大柔道部の活動では寝技がとても重視され、寝技の技術に集中すれば素人から始めても4年間で経験者に劣らず競り合う、うまくいけば勝る実力まで達することが期待できます。また寝技は未経験者におすすめなのに加え、柔道だけでなくブラジリアン柔術のテクニックなどを取り入れることで、柔道経験者でも今まで以上に奥深い世界に触れられることは間違い無いでしょう。

 

他大学と比較した東大柔道部の魅力は伝わったと思うので、ここからは東大の中でも特に柔道部を選ぶべき、いや選ばなくてはならない理由を紹介できたらと思います。この点に関してはやはり、部全体としての雰囲気に尽きると思います。これから新生活を迎える人の中には、地方出身だったりして知り合いが少なく不安を抱えている人が多くいると思います。男子比率の高さが問題になっている東大において、特に男子校出身者や、勉強に熱中するあまり女子との会話方法を忘れた男子は多く存在するはずです。そんな人がいきなりイケイケの男子と女子しかいないキラキラしたサークルの門戸を叩くのは恐怖以外の何者でもありません。ここで無理にデビューしても無駄に心を痛めつけるだけだと自分は思います。そんな中、現役柔道部員の男子比率は東大全体の比率を優に超えます。僕の代で言えば、まさかの(自明の?)100%です。100が悪い数字な訳ないですよね。テストだったら満点、フリーザだったら超サイヤ人に覚醒した悟空と対等に戦えるムキムキ状態です。この様な環境に身を置けば、新生活に浮き足立つ新入生も、文武両道で勉強に武道に研鑽を積んで、波長のあった素晴らしい友人に囲まれたキャンパスライフを過ごせること間違いなしです。ここまで書きましたが、OBには女子柔道部員として活躍された人もいらっしゃるので、もし女子で参加したい人がいてもアットホームな雰囲気で歓迎されるでしょう。とにかく、男子でも女子でも、安心して無理なく自分の生活の中心に据えることができる部は柔道部一択です。入部を検討せざるを得ませんね。

 

劇場版鬼滅の刃無限列車編は、日本歴代一位の興行収入を記録しました。これに乗じて最初の導入でささやかな鬼滅ネタを挟んだことにより、柔道部が東大内の全鬼滅ファンの心を掴んだことは間違い無く、入部希望者は溢れかえることが予想できるのですが、もし鬼滅ファンでは無いという方でも、僕のブログを見て柔道部に興味を持った方、無限柔道編な生活を送りたいという方は是非新歓に顔を出していただけると嬉しいです。これでもし今年新歓がうまくいかなかったならば、全部鬼滅の刃のせいですね。大した流行ではなかったのだなと諦めることにします。長々と駄文を失礼しました。


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