東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

2024年9月 の 投稿

第64回 全国国立大学柔道優勝大会

投稿者: 永田涼真  投稿日: 2024年9月20日 12:39

一年の永田です。今回は、9月15日に講道館にて行われた全国国立大学柔道優勝大会について書かせていただきます。

一試合目は、大阪公立大学と対戦しました。
結果は以下のとおりです。

東京大学 大阪公立大学
 阪上  ◯三宅
 鈴木◯  水島
 石野◯  田中
 小柳◯  中尾
 竹崎 ×  奥
 齋木 ×  吉内
 佐藤  ◯喜多

3勝2敗2分で見事勝利を収めました。

二試合目は、長崎大学と対戦しました。長大が大公大に4勝で勝利したため、引き分け以上なら長大が予選通過というやや長大に有利な状況で始まりました。
結果は以下のとおりです。

東京大学 長崎大学
 竹崎 ×  伊藤 
 齋木  ◯田代
 阪上◯  坂口
 石野◯  林
 佐藤  ◯鈴木
 鈴木◯  山下
 小柳  ◯竹内

3勝3敗1分で引き分けとなりました。

結果は惜しくも予選敗退となってしまいましたが、東大柔道部の強みである寝技に加え立技に積極的に取り組んでいた場面もあり、取られてしまった試合も試合時間ギリギリまで粘っていたことも多く、次につながる良い試合ができていたと思います。一年生の二人も素晴らしい活躍をしていました。選手の皆さん、本当にお疲れさまでした。

また、動画の撮影や買い出しなどサポートに徹してくれた二年生の先輩方、一年生の皆にも感謝を申し上げます。

さて、明日に控えた京大戦ですが、今大会で学んだことや夏練の成果を存分に発揮して、勝つことができるよう部員一同努めたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。今回はこれにて失礼します。



一年生自己紹介ブログ⑧永田

投稿者: 永田涼真  投稿日: 2024年9月15日 11:01

初めまして。一年の永田涼真です。あまり語ることもないような人生を歩んできたので、短くなってしまうかもしれませんが自己紹介をしたいと思います。

出身は群馬県で、前橋高校で男だらけの青春を謳歌した後、東京での一年の浪人を経て東大に入学しました。

小中ではバスケ、高校では百人一首部に所属し、柔道は授業で触れた程度で全くの初心者でした。
そんな自分が柔道部に入ったきっかけは、同じクラスの畑中君に誘われたことです。東大に入学したばかりのころ、大学ではぼんやりと運動部に入りたいと考えてはいたものの、5月末まで一度も新歓に行かず何部に入ろうか迷っていました。そんな中、畑中君に誘われ柔道部に見学に行ったところ、面白そうだなと感じ、先輩も良い方ばかりで部の雰囲気もよかったため入部を決意しました。

実際に入部して柔道に取り組んでみると、思った以上に頭を使うし、練習でも自分の体力のなさを痛感する日々を送っております。しかし、決して腐らず鍛錬を続け、自分の3桁の体重を活かして七帝戦の優勝に大きく貢献できるような選手になるために努力したいと思います。

自分は結構鈍臭いので、(できるだけ努力しますが)ご迷惑をかけてしまうことが多いかもしれませんが、これからよろしくお願いいたします。



2024年度 東京学生柔道体重別選手権大会

投稿者: 竹﨑悠人  投稿日: 2024年9月5日 18:50

 皆様、ご無沙汰しております。1年の竹﨑です。今回は、9/1に行われた体重別選手権に出場してまいりましたので、そのことについてブログを書かせていただきます。

 今大会も、東大柔道部のメンバーは他大学のレベルの高い選手と当たることになりました。やはり特筆したいのは、石野さんの一勝です。私個人の感覚ですが、レベルの高い大会に出場すると、相手が現実よりもはるかに強く見えてしまうことがあります。そんな中でも果敢に攻め、確実に勝利を得にいった石野さんの勇姿は素晴らしかったと思います。試合前に「しっかり目に焼き付けておくんだぞ」と自信満々に言えるメンタルにも、見習いたいものがありますね。

 また女子の試合では、広羽さんが東海大4年の選手から繰り出される寝技の攻めをしのぎきった所を特に挙げたいと思います。私は試合を見ていて、相手に関節技に入られた時に極まるかなと思ってしまったのですが、耐えに耐え続けて待てがかかった時には、東大柔道部としての寝技への矜持を感じずにはいれませんでした。一年として、学ぶものが大きかったと思います。

 これらの試合によく表れているように、今大会では全員が簡単にやられることなく、何らかの爪痕を残して終われたのではないかと思います。試合前には、去年の同大会において相手の初撃で取られてしまうことが多かったことを受け、一定時間持ちこたえるという目標が提示されました。結果、全員が目標を達成することができました。体重別のようなハイレベルの戦いで目標を達成できるということは、たとえ目標設定が高くなくとも簡単なことではないと考えます。コツコツと積み重ねれば必ず強くなれるという東大柔道部の明るい未来を感じることができたとともに、このような素晴らしい経験を選手という一員として積ませていただいたことを非常に光栄に思います。

 今回の試合では、2年の乾さん、北村さんが朝早くから選手の補助や動画の撮影を行ってくださいました。ありがとうございました。また、観客席から動画撮影や買い出しをしてくれた、1年生の皆さんもありがとうございました。特に、司令塔を務めた吉野さん(2年)の敏腕ぶりは、離れていても感じることができるほどでした。とても助かりました。さすが先輩です。

 最後に、日頃よりお世話になっているOB、OGや関係者の皆様にも、感謝申し上げます。