4年の椿です。
もっと早く書こうと思っていたのですが、遠征後は気が抜けたせいか疲労や時差ボケがしばらく残ってしまい、また8月の体重別、そして今回のフランス遠征と一連のビッグイベントが終わったことで一息ついていたらいつの間にか時が過ぎておりました。遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
さて、9月4日から15日まで七大学柔道のフランス遠征が行われ、東大柔道部からは私と山中が参加して参りました。
今回の海外遠征は七大学柔道として初めての試みということで、記念すべき第1回のメンバーに選ばれたことを大変嬉しく思います。
概略を申し上げますと、4日から6日までクレイユという町に滞在し、6日の夜から9日の朝までパリ、その後は14日までボルドーにて過ごし、滞在地およびその近郊の町にバスで移動し、各地で試合や練習に明け暮れておりました。
今回の遠征はロングフライトの翌日からいきなりの2部練で幕を開け、アミアン、クレイユ、パリ、ボルドーにて七大ルールでの試合が行われました。
特にボルドーでの試合は大々的に行われ、熱狂的な観客が大勢集まり、今まで経験したことがないほどのアウェーの雰囲気を感じました。
また、試合や練習だけでなく、市庁舎への表敬訪問や夕食会など、盛りだくさんの内容でした。
体力的には相当きついスケジュールが続きましたが、観光旅行ではなかなか行くことがないような地域も回れましたし、何よりフランスの方々と柔道を通して交流することができたので、充実感を感じながら乗り切ることができました。
帰国後、反動で無気力状態になったのは冒頭で述べた通りです笑
また、フランス到着翌日には私が以前滞在したアミアンにも行くことができ、友人と再会することができました。
わずか半日の滞在だったのが残念でしたが、思い出に浸ることができました。
アミアンの写真です。私が以前滞在していたときはこの道場は建設中だったので、完成した姿が見れて良かったです。
クレイユでの試合風景です。
パリにて粟津先生と記念写真。
ボルドーです。非常にきれいな街でした。
柔道中の写真があまりないのですが、自分自身が練習しているので、その間写真を撮っていないのは当たり前でした笑
遠征中には様々なエピソードがあったのですが、それを書いていると膨大な量になってしまいますので、この辺でまとめに入りたいと思います。
今回の遠征では、フランスの方々が予想以上の歓迎ぶりで私たちを迎えてくれました。
フランスでは今や日本以上に柔道が盛んだと言ってもいいと思いますが、今日においても、柔道が発祥した国に対して興味やある種尊敬のようなものがあるように感じました。
私たちが普段日本で柔道をやっていても周囲からは当たり前の反応しか得られませんが、海外に行くと、日本で柔道をやっていると言うだけで一目置かれます。
今後また海外に行っても胸を張って言えるよう、実力的にも(?)人間的にも精進したいと思います。
また、フランス人と日本人なので、今回の遠征中も言葉が通じない場面が多々ありましたが、柔道をした後にはお互い打ち解けていました。
柔道が共通言語になっているということですね。
まさにJudo unites the worldです!
今回の遠征は私にとって非常に良い経験になりましたし、改めて柔道をやっていて良かったと思える遠征でした。
このような貴重な機会を与えてくださった皆様に感謝申し上げたいと思います。
次回は4年後ということらしいので、来年からの新入生はチャンスです。
もしこのブログを見ている受験生の方がいましたら、是非柔道部に入部してください!
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