東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

2023年2月 の 投稿

【東大柔道部新歓ブログ③】

投稿者: 広羽瑛未  投稿日: 2023年2月26日 23:53

こんばんは、一年の広羽です。

東大の2次試験がやっと終わりましたね。受験生の皆さん、今までお疲れ様でした。合格発表の日まで、遊ぶなり後期試験の勉強をするなり。今日明日くらいはとりあえずゆっくり休むのもいいでしょう。一年前のことなのにあまり覚えていませんが、私は後期の勉強なんてせずに寝まくっていた気がします。(本番前も毎日夜10時には寝ていたのですが)

新歓ブログということで、どうも、今年の新勧係です。自分はコミュ障であると自覚しているので、恐らく対面行事では、クソデブ、ではなくて斎木が活躍していることと思います。なので、私は新歓行事の申請や調整など裏方の仕事を頑張ろうと思っています。
今年から飲食を伴う新歓が解禁されました。TwitterやInstagramで告知も行うと思いますが、部のコーチによる技の講習会やOBとの食事会を予定しています。部の雰囲気を知りたければふらっと稽古を見学しに来てくださってもいいですし、テント列やサーオリで柔道部に興味が湧いたらそういった行事に遠慮なく来てください。来たからといって入部を強制することはもちろん全くありません。

東大柔道部の良いところは前の2人がたくさん書いてくれました。
東大柔道部がメインの大会としている七大戦は、男子は15人、女子は3人の勝ち抜き型の団体戦です。そこで、人数も優勝をめぐる大きな鍵となってきます。昨年優勝した北大、準優勝した東北大ともに人数の豊富な大学でした。現在、我々は男子10人、女子3人(1人怪我人)で活動しています。つまり、このブログを読んでくれている新入生のあなたにぜひ入ってほしい訳です。経験者も初心者も活躍できるというのは、前の2人が書いてくれた通りです。私自身白帯スタートですし運動部も未経験でしたが、寝技を勉強して何とか先輩方に食らいつこうとしています。

これは私のコミュニケーション力に問題があるだけかもしれませんが、大学に入ってから全然友達ができません。もちろん、サークルに入ってそれなりに仲の良い友達を作るのもいいかもしれませんが、毎日顔を合わせて一緒に辛い稽古を乗り越え仲間を得るのも結構良いんじゃないかと思います。
少しでも興味があれば、気軽に練習などに来てみてください。部員一同お待ちしています。



【東大柔道部新歓ブログ②】

投稿者: 陳際諾  投稿日: 2023年2月26日 15:22

こんにちは、東大柔道部一年のメリッサです。

先日、日本から武漢に戻ってきました。今、本当の故郷である武漢から200キロ離れた小さな町からこのブログを書いています。ここは本当に寒くて、手が凍ってしまって全く打てないんです。

そういえば、帰国したら、慣れ親しんだLINEやノートなどのアプリが全然使えないことに絶望していました。まあ、数日かけてようやくVPNを見つけて、かろうじて生き延びることができました。 (それは違法だったんですけどね…) そして、執筆の途中、久しぶりに食べた激辛料理に慣れず、胃の不調が再発してしまい、お母さんに笑われました。幼馴染はいつしか私を裏切り、身長180cmを突破した…こう書いてみると、この新歓ブログを書くのはチョット大変でしたね。


幼馴染と見た武漢の梅です


さて、自分のことについて呟くのはもう十分として、本題に入ります。東大柔道部といえば、私が海を渡って日本に留学した理由の大きな一つです。自分にとっては、日本の大学の部活動はとても魅力的で、大学という貴重な青春時代に何か熱いことをやらないのはもったいない。そしで、柔道は日本の文化に根付いた武道で、人間力を磨き、羨望の眼差しを向けられる強さを持つスポーツですね。賛同してくれる人は、迷わず東大柔道部に入部しましょう!

去年の10月、私は東大柔道部に入部し、柔道の世界に足を踏み入れました。初心者であり、しかも外国人ということで、最初はプレッシャーを感じることもありましたが、柔道部のメンバーたちが私を温かく迎え入れてくれ、真摯に指導してくれたおかげで、どんどん上達していくことができました。私のように長い間柔道に興味を持っていた未経験者の人は、柔道との出会いをきっかけに東大柔道部への入部を考え、それからの縁を結んでみてはいかがでしょうか。

経験者の方にとっても、この部でさらに技を磨くことができるはずです。中高時代にはあまり寝技を練習していなかったと聞いていますが、これから向かう七大戦においては、寝技が非常に重要になってくるため、一緒に新しい技を練習しながら、得意な技をさらに磨いていきましょう。そして、家族のような東大柔道部の面々との練習は、きっとあなたにとって最高の思い出になるはずです。

私は東大柔道部に深い思い入れがあり、前回の自己紹介でもお話ししましたので、気軽に読みにいってみてください。少しでも気になった方は、是非道場にお立ち寄りいただくか、新歓Twitterアカウント(@tjudoshinkan21)にご連絡ください!お待ちしております。



【東大柔道部新歓ブログ①】

投稿者: 佐藤尚哉  投稿日: 2023年2月25日 18:27

こんにちは、東大柔道部新2年の佐藤尚哉です。

まずは東大に合格を決めた皆様、おめでとうございます!このブログを読んでいるということは、おそらく今部活、サークル選び中で、柔道部に少しでも興味を持ってくれたということだと思います。そういう人は深く考えずに一度練習に顔を出して欲しいです。セレクションのあるサークルと違って誰が行っても歓迎されますし、ついでに練習のあとにご飯を奢ってもらえると思います。

さて、実は僕は高校卒業してから大学に入学するまで、1年間時空の狭間を彷徨っていたのですが、東大柔道部は真面目な浪人経験者向きの部活だと思ったりしています。

柔道では寝技と立技がありますが、一般的に柔道というと立技のイメージが先行すると思います。しかし、ぼくらがやっている七大ルールでは、寝技がかなり重要になってくるので、中高時代柔道部だったけどあまり強くなかった人や未経験者にも活躍の場が与えられますし、もともと立技が強かった人はそれを活かしてどんどん強くなることもできます。例えば、今では僕(高校から柔道部、一回戦負け常習犯)が立技の強い同期のS木(164cm、96kg、不潔、クソデブ)と乱取りをして引き分けることができます。

柔道が強くなるというプロセスと浪人というプロセスはちょっとだけ共通項があると思っています。浪人しているということは、少なくとも一度大学に落ちているわけで、落ちたのには必ず明確な原因があります。その原因を深く考えずに同じような勉強をしてもう一度受験したら、もう一度落ちると思いませんか?柔道でも同じで、取られたときに原因を深く追究せずにもう一度同じ動きをしたら、多分また同じ技で取られると思います。
浪人を経験して合格した皆さんは、(深く意識してないにしろ)少なからず失敗した原因を熟慮して次の挑戦に繋げることができるという能力を持っているはずです。大学生活をどう過ごそうが個人の自由ですが、僕としてはその能力を東大柔道部で遺憾無く発揮してほしいと思います。

他にもいろいろ書きたいことがあるのですが、まとまってないし長くなりそうなのでやめておきます。ちょっとでも興味がある人は、twitter新歓アカウントに連絡するか練習に顔を出すかしてみてください。いつでも(夏とか秋でも)歓迎します。

P.S. 私ごとですが、昨日手首の骨にヒビが入りました。日常生活での不便と引き換えに、練習を合法的にサボる権利とファッショナブルなギプスを手に入れました。

N岡さん、カニが食べたいです。だいぶ先になりますが就活とかいろいろ終わったらよろしくお願いします。



今年の冬練が始まりました!


 みなさん、こんにちは。一年生のヨギンです。「去年は冬練のブログがなかったなー」と思ってたら、その通り。じゃ、どうして日本語が下手な人が書いているかな?僕にもわかりません。

 この冬練では気温の変化が激しく、部室のエアコンがなければ、練習後に凍えてしまうので、ずっとお世話になっています。でも、部室以外の七徳堂は、冷蔵庫の中にいるような感覚です。暖かくするためにもっと体を動かそう!もっと練習しよう!という良いモチベーションになるのかもしれませんが、それは純粋に悪あがきだと思います。

 この冬練で学んだことは、同じ日にラントレと脚トレをすると、その後2・3日は体が不自由になるということです。(全身筋肉痛!)
 

みんなの笑顔を見てください!ラントレが終わって本当に嬉しかったです:)

 朝起きると、怪我をしているような気がするけれど、そうではなくて、本当に疲れているんです。あと2週間で京都での錬成大会にみんなで出場します。応援の程、何卒よろしくお願いします。大会後、ゆっくり休ませてほしいという私の願いを主将が読んでくださることを(他の多くの人と同じように)祈っております。そして、これを読んでいる部員の皆さん、この冬練をみんなで頑張りましょう。ファイト!



二次試験応援ブログ

投稿者: 齋木有悟  投稿日: 2023年2月20日 14:29

皆さんこんにちは。一年の齋木です。
今年もいよいよ国公立の二次試験が近づいて参りました。このブログを見ている受験生は、ほとんどが東大受験生だと思います。今は目の前の試験を突破することで頭が一杯かと思いますが、その試験を乗り越えた先に想像している生活の中に東大柔道部がもしあれば、とても嬉しいです。

僕は受験期「全科目そこそこできるオールラウンダー」を目指して勉強していましたが、いざ蓋を開けてみたら完全な英語一本槍でした。失うものもないので僕の開示を載せておきますが、よくもまあこんな数学力で東大の理系に出願しようと思ったものです。当日も数学は「わかんねえなあ」と思いながら解いてました。とはいえこんなのでも東大の理系でどうにか生きているので、入学後が不安、と言う受験生は安心してください。なんとかなります。でもやっぱり文転しとけばよかったかも。


さて、柔道に話を戻すと、東大柔道部は経験者はもちろん、未経験者も大歓迎です。未経験から強くなった先輩もいくらでもいます。何より来てくれるだけで僕達は嬉しいです。騙されたと思って一度柔道場に足を運んでみてください。これを読んでいるあなたが数ヶ月後に僕達と同じキャンパスにいること、あわよくば一緒に柔道をしていることを心から願っています。



【東大柔道部新歓ブログ ⓪】

投稿者: 末広多聞  投稿日: 2023年2月17日 01:26

こんにちは。東大柔道部新4年の末広です。

既に東京大学に合格された皆様、大変おめでとうございます!これから2次試験に臨む皆様、心より応援しております。

さて、今この時点で合格通知が来ているということは、僕がかつてそうであったように推薦で合格しているということになるはずです。

やはり推薦生はいい意味でも悪い意味でも稀有な存在です。2次試験を受けていないこともそうですが、一般入試は東大以外に出願していて、推薦で合格していなければ東大に来ることはなかったという人もいるはずです。しかも、東大内外でで推薦の制度を知っている人が少ないため、「推薦」の言葉の響で面倒な思いをすることもあると思います。

ですが、皆さんは単なるテストの点数ではなく、中高時代の実績や、人間性、将来性を評価されて、学部から直々にオファーが来ているという意味で、誇らしく思ってください。このレッテルには当分は十分に浸っていいと思います。


そんな皆さんも、どんな部活やサークルに入るかや何をするかは大きな選択だと思います。コロナの影響もほとんど無くなった今年は、かなり選択肢も増えていると思いますし、皆さんすごく悩むでしょう。そこで、1つアドバイスするとしたら、本当に熱中できることを見つけて、それをし続けてください。勉強でも部活でも何でもいいです。毎日が夏休みみたいにふわふわした生活を送ることが大学生の典型の気もしますが、せっかく推薦で入学した優秀な皆さんの4年間をそんな生活で溶かすのは至極勿体無いです。そんな熱中するものの選択肢の中に東大柔道部が入っているとありがたいです。

東大柔道部は七大戦で勝つことを目標に練習しています。この七大戦は国際ルールの柔道とはかなり異なっていて寝技の占める割合が非常に高く、そのため中学高校やそれ以前で柔道をやっていた人も初心者も最初はほとんど同じようなスタートラインで始めることになります。その中で自分の得意分野を探していき、どのようにして負けずに勝つかを研究し練習する。このように七大柔道はすごく頭を使う競技で、だからこそ東大生の中でも優秀な推薦生にぜひ入ってほしいと思います。

もちろん部活と勉強の両立は大変ですが、柔道部の方針は学問優先なので、授業があれば練習よりそっちを優先してほしいですし、テスト期間は練習が週末だけになるので、本当に意外になんとかなるものです。それに、推薦生だと進振りがないと思うので、部活と勉強の両立はしやすいと思います。


ちなみに少しだけ僕の話をすると、僕は推薦の面接の時に、よほど柔道をやっていた学生が推薦を目指す人の中で少なかったのか、1時間弱の面接のうち体感で15分ぐらい柔道の話をしました。面接が終わった後は柔道推薦に来たのかなという感覚でした。

こんな経験をした人はいないと思いますが、七大柔道は経験者未経験者関係無く十分に活躍できる競技ですので、皆さんが入部して、一緒に七大戦を戦えることを楽しみにしています。

もし興味を持った人がいましたら、新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 まで連絡してください。お待ちしております。

これから新歓ブログ等が続くので、それもぜひ読んでいってください。