東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

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新歓ブログ②

投稿者: akitaka miyabe  投稿日: 2022年3月19日 16:41

こんにちは。東大柔道部3年の宮部です。

犬井に引き続き、新歓ブログを執筆します。

まずは、合格された皆さん、おめでとうございます!

 

今回は、最高学年になる前に、入部当時の新鮮な気持ちを振り返りたいと思います。

以下、入部1年目とはどんなものかについて、執筆します。

入部当時は白帯だったので、柔道「弱者」的視点から読んでください。

 

最初に言いますが、1年目の多くは、普通に先輩に柔道でボコられてました。

先輩は、最初優しそうに見えますが、(実際は「ほんの少し」優しかった)ある程度技を仕込んだら、襲い掛かってきます。

なんかカッコよさそうな技で、なんか知らんうちに負けています。

何度も何度もやっても勝てはしませんでした。

悔しそうな顔をしている後輩を見て、先輩はにやにやしていて、腹が立ちます。

でも、そんな苦しい期間を乗り越えると、今度は先輩の技を防御できるようになります。

そうすると、今度は勝手にこっちの口角が緩んできて、にやにやし始めます。

いわゆる「自己陶酔期」に陥ります。

でも、そうこうしているうちに、先輩はまたかっこいい名前の技でボコしてきます。

こんなことを繰り返していたように思います。

 

こんな経験から言えることは2つ。

1つ目は、初心者が先輩を「ボコす」快感を是非味わってほしい。

2つ目は、大変だけど、肉体的にも精神的にも強くなり、自己陶酔してほしい。

(勉強ばかりで名を馳せてきた人たちは、違う視点から自分に酔う経験ができるよ)

 

つまらん凡庸な人間になるよりも、いい意味で「個性豊かな」部活で研鑽しては?

 


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