こんにちは。東大柔道部3年の宮部です。
犬井に引き続き、新歓ブログを執筆します。
まずは、合格された皆さん、おめでとうございます!
今回は、最高学年になる前に、入部当時の新鮮な気持ちを振り返りたいと思います。
以下、入部1年目とはどんなものかについて、執筆します。
入部当時は白帯だったので、柔道「弱者」的視点から読んでください。
最初に言いますが、1年目の多くは、普通に先輩に柔道でボコられてました。
先輩は、最初優しそうに見えますが、(実際は「ほんの少し」優しかった)ある程度技を仕込んだら、襲い掛かってきます。
なんかカッコよさそうな技で、なんか知らんうちに負けています。
何度も何度もやっても勝てはしませんでした。
悔しそうな顔をしている後輩を見て、先輩はにやにやしていて、腹が立ちます。
でも、そんな苦しい期間を乗り越えると、今度は先輩の技を防御できるようになります。
そうすると、今度は勝手にこっちの口角が緩んできて、にやにやし始めます。
いわゆる「自己陶酔期」に陥ります。
でも、そうこうしているうちに、先輩はまたかっこいい名前の技でボコしてきます。
こんなことを繰り返していたように思います。
こんな経験から言えることは2つ。
1つ目は、初心者が先輩を「ボコす」快感を是非味わってほしい。
2つ目は、大変だけど、肉体的にも精神的にも強くなり、自己陶酔してほしい。
(勉強ばかりで名を馳せてきた人たちは、違う視点から自分に酔う経験ができるよ)
つまらん凡庸な人間になるよりも、いい意味で「個性豊かな」部活で研鑽しては?
元URL (読み込みに時間がかかる場合があります。)