こんにちは、前会計の米山です。もう七大から二ヶ月以上経ってしまいましたが、引退ブログを書いていきたいと思います。
私にとって今年の七大戦は現役初めてで現役最後という例年だったら有り得ない状況だったのですが、不思議と緊張感なくプレイできたと思います。・・・嘘です、本当は何だか変な感じにずっと緊張していました。開催できること自体、プレイできること自体に感謝と嬉しさを感じると同時に、その反面、そわそわして居ても立っても居られなくなる感じが常にあったのです。そわそわしすぎた結果、京大戦が終わった後には、ホテルに帰ってから小笠原とホテルの廊下に寝っ転がったりして(汚い&恥ずかしい)東北大の取り役の対策をあーでもないこーでもないと考えていました。その時は真剣だったのでなんとも思いませんでしたが、今考えるとやっぱり異常ですね。ですが、これだけ緊張できる機会もこれからの人生、そうそうないだろうと考えると、貴重な体験をさせてもらいました。
そんな私の大会個人成績ですが、まさかの一敗一分に終わり、取り役()、お前今まで三年間何してきたん?と自分自身でも思うのですが、試合内容としてはやはり自分の弱いところがでたなという感触であり、自分としては全力で戦い、強みで負けたわけではないという理論でなんとか自分の心を誤魔化しました。斎木や末広をはじめ、多くの後輩に負担をかけてしまい本当に申し訳なく思っていますが、彼らが活躍する姿を見て自分より何倍も強くなるだろうなあと頼もしく思ったのも事実です。
二ヶ月経って振り返ると、私は柔道それ自体というより東大柔道部というチームが好きだったのだなということを常々感じます。先輩から受け継いだもの、後輩と共有したもの全てをひっくるめて「東大柔道部」であり、一丁前に辞めてえなあと思っても心の中で引き留めてくれたのがそうした仲間の存在でした。みんな、支えてくれてありがとう!
最後になりますが、我々東大柔道部に関わって下さったすべての方々に、ありがとうございました!