東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

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紀柔館にお邪魔しました

投稿者:   投稿日: 2011年7月28日 13:16

こんにちは。○年生の境です。

柔道部ではOBとなりましたが、OBだってブログ書いていいじゃないか!ということで書いちゃいます。当然、柔道のお話です。

 

7月18日()から24日()まで、和歌山県の柔道塾「紀柔館」にお邪魔させて頂きました。

 

紀柔館の腹巻先生には、一昨年の京大合宿、昨年の和歌山合宿の際に大変お世話になりました。とくに和歌山での合宿では紀柔館の道場を宿泊施設として使わせて頂いたり練習場所まで送り迎えをして頂いたり、温泉をご案内して頂いたり、先生方や生徒の皆さんとの懇親会まで開いて頂いたり・・・こんなにもお世話になっておきながら、当時のブログを読み返してみると感謝の言葉どころか合宿に関する記事すらない有様。当時の主将の顔が見てみたいものです。紀柔館の皆さま、本当に申し訳ございませんでした。

 

今回の訪問は、東大柔道部OBでご自身も紀柔館のご出身でいらっしゃる柘植陽一先輩に仲介して頂き実現しました。間近に迫った全中の県予選前の練習相手となって今までのご恩に少しでも報いるべく、またこの機会に東大柔道部へのスカウト活動を行うべく、模範的東大柔道部員である私がまさに適任ということで、この大役を仰せつかりました。何故か最近暇そうだからとか友達がいなくて寂しそうだからとかどうせ柔道ばっかりやってるんだからとか、断じてそういう理由ではありません。

 

さて、現地での活動報告です。

紀柔館には幼稚園、小学生向けクラスから一般の方向けクラスまでありますが、私は主に中高生のクラスで全中予選に出場する選手と稽古させていただきました。18~20日は台風が近づくなか学校のあと稽古(学校がなくなっても稽古はなくならない)、21~23日は学校が夏休みになったため午前午後の二部練、そして24日午前の選手のみの特別稽古までご一緒させていただきましたが、長いときには2時間半ほどに及ぶ稽古を、皆最初の基本運動から最後の息上げや技直しまで一切手を抜かずに頑張っていました。また、高校生たちは高校の柔道部での練習のあと紀柔館に駆けつけて後輩に稽古をつけていて、頭が下がる思いでした。

しかも、紀柔館には柔道クラスだけでなく勉強クラスもあります。小学生から高校生まで皆、稽古の前後に道場に机を並べて一生懸命勉強していました。二部練の合間といったらひたすら寝て過ごすものと信じて疑わなかった私にとっては、大変なカルチャーショックでありました。東大生が来たということで多くの熱心な生徒さんが質問に来てくれましたが、皆一様に怪訝な表情で机に戻っていくのを見て、人にものを教えるということは難しいものだと思い知りました。質問に来てくれた皆さん、ありがとうございました。

生徒さんは皆素直で、真面目で、優しい子ばかりだなあ、と感じました。たとえば、柔道で教わったことはすぐに試し、わからないことがあれば質問してまた試し、そしてそれをその場限りにせず翌日、翌々日とやりつづけます。乱取りでは、私のところに走ってあたりに来てくれますし、二本、三本と自分から向かってきます。選手が全員でサーキットトレーニングをしたときには、早く終えた選手はまだ終わっていない選手を励まし、100キロを超える選手も軽量級と同じメニューを、倍近い時間をかけながらも妥協なくやり抜きました。中学生たちは自分の稽古が始まるよりずっと早く道場に来て、小学生クラスの試合練習の審判役を買って出ていました。皆よく子供たちの面倒を見ていましたし、子供たちもよくお兄さんお姉さんになついていました。挨拶、敬語、礼儀などもしっかりしていました。できて当たり前のようで、大学生でもなかなかきちんとできないものです。最近妙にチャラいみ○たけ、見習うように。

 

残念ながら、今回の大会では全中出場に届かなかったとのご連絡を頂きました。ですが、彼らなら次なる目標に向けてまた全力で取り組み、いつか必ず目標を達成することができると信じて応援しています。

私自身、この一週間で沢山の元気を頂いたので、紀柔館の皆さんに負けじと目標に向かって頑張りたいと思います。

 

今回の和歌山滞在中は沢山の方にお世話になりました。

腹巻先生とご家族の皆さま、紀柔館の先生方、塾生の皆さま、向陽高校の先生、生徒の皆さま、筑波大学柔道部の中条選手、さらに、御同行頂いた瀬戸口先輩、柘植陽三先輩、柘植陽一先輩に、心より感謝申し上げます。

本当に楽しく、有意義な一週間でした。これでも大分簡潔にまとめたつもりなので、書きたくても書けなかったことがたくさんあります。ここで書ききれなかった経験、感想なども、後輩らに向けて追々発信していきたいと思います。

今後とも、東京大学柔道部を宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

気づけば文字ばかりの記事になってしまいました。写真撮ってくればよかった・・・ weep

 

今年の夏も暑いですね sun紀柔館の皆さんも東大の部員も、体調を崩さぬよう気をつけて柔道頑張ってください sign03

 

東大柔道部ブログがほぼ清水の日記となりつつあるので、現役、OB問わずどんどん投稿していきましょう!

それでは、今回はこれにて失礼します wink


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近況報告

投稿者: 石井  投稿日: 2011年7月20日 23:09

 みなさんこんにちは。久しぶりの投稿となります、三年の石井です。 

毎日めちゃくちゃ暑いですよね(>_<)  寝苦しいですよね。  これが日本の夏なんですね。 今台風きてますけど。

すみません、なんか当たり障りのない挨拶ってことで無難に天気の話なんかしちゃって(笑)

そういえば前に聞いた話なんですけど、イギリス人は知り合いはもちろん、その場で会ったばかりの知らない人とも天気の話をするものらしいです。

そんなわけで今日はちょっとイギリス人気取りな(?)石井がお送りいたします(笑)

 

 さてさて、本題に移りましょう。われわれ東大柔道部は、大学の試験などの関係により、16日土曜日の練習を最後に

オフに入りました。 僕もこれから大量のレポートに追われる身です。

このブログではあっという間に大量の字数に到達してしまうのに、肝心の学期末レポートは全く進みません……

ホント、このブログの文章コピペしてレポートに貼り付けたい気分です(;一_一)  せめてもの字数稼ぎに(笑)

 

 そんな僕たちですが、実は17日も練習してきました。 

というのも、一橋大学で日本聾者武道連合柔道部との合同練習会が行われ、それに参加させていただいたからです。

そこには埼玉大学、首都大学も参加されていて、とても熱気のこもった稽古をしました。

午前午後の稽古のあとにはレセプションも行われ、他団体の方々と交流する機会まで設けていただきました。

そこでは全聾連の方々ひとりひとりが皆の前でお話をされました。柔道をはじめたきっかけや柔道に対する思いだったり。

それぞれの方々がそれぞれの思いを語ってくださいました。 その場にいた僕は胸が熱くなりました。

 

 そういったお話を直接お聞きできる機会はとても貴重ですし、柔道を通じてこのような機会をもうけていただき本当に感謝しております。

ただ、今回の経験で得られたことが形となってあらわれてくるのは多分まだこれから先の話です。 なにせ僕は人間としてまだまだです。

まだ、ただの大学生です。 社会に出てもいない自分はまだとてつもなく無力な存在です。

それでも、今回の経験で得られたことをすぐに答えとして出すことはまだできませんが、

時間をかけて自分の答えを出して、将来実践できたらなと思います。

このたびは、柔道を通じていろいろな人と交流できたことは素晴らしいなと思いました。

本当に、このような機会を設けていただきありがとうございました。 

 

 

 字数が多くなってしまったので、今回はこれにて失礼します。 今後僕もブログの更新に貢献できたらよいなと思います。

決して面白い文章とか書くことはできませんが、やっぱり更新することだけでも大事なのだなとは思うので。


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引退

投稿者: 高渕  投稿日: 2011年7月9日 02:49

久しぶりの投稿となります。4年生の高渕です。

私は先日の全国国立大会をもちまして、幹部を交代いたしました。つきましては、これが私の最後のブログ投稿となるかと思います。引退に際しまして、皆様にご挨拶申し上げます。

 

まずは、先月北海道で行われました七大戦におきまして、初戦の東北大学戦で不甲斐無い試合をして皆様を落胆させてしまった事を心よりお詫びいたします。

私は大将での出場となり、私までの14人の先輩、後輩、同期の試合をずっと見て、応援していました。

 

これ以上良い展開は無いと言える程、素晴らしい内容でした。

 

正直、総合力や寝技の地力では東北大に分があったと思いますが、3年生以下の後輩たちが自分より格上の選手に対して、死に物狂いで今までに見たことのないような気迫のこもった試合をし、相手の取り役に連続で抜かれる事もなく、さらに値千金の勝ち星を挙げてくれました。相手の焦りが手に取るように伝わって来ました。応援していて言葉を失うほど、本当に感動しました。

また、同期の寺田も試合中に右手の指を負傷しながらも、一歩も引かず8分間攻め続け、大将決戦となりました。

ここで、私がしっかり引き分けて、代表戦へと望みを繋がなければなりませんでした。最上級生として、当然果たさなければならない仕事でした。

 

しかし、私はその仕事を果たすことは出来ませんでした。開始早々に足絡みの状態にされ、何も出来ないまま抑え込まれ一本負けしました。その瞬間、東大の負けが決定しました。私以外の14人は、本当に素晴らしい試合だったと思います。先輩方、後輩達は優しいので私を責めたりする事は有りませんでしたが、誰がどう見ても私の敗戦がチームの敗戦に結び付いたと言うと思います。

これまで私をご指導して下さった先生方、OBの先輩方のご恩を仇で返す様な試合をしてしまいました。敗北の瞬間、頭が真っ白になり、何も考えられなくなり、その後東京に帰るまで後輩、同期、OBの方々と誰とも目を合わせる事が出来なかった事を数時間前の様に思いだします。「こんな最低な自分になんで先輩達は怒らず、『お疲れ様』っていうんだろうか。自分はそんな言葉を掛けてもらう資格なんて一切無いのに。俺のせいで負けたのに。」とずっと考えていました。

 

 

 

私が幹部になったばかりの頃だと思いますが、ある先輩がこんな言葉をかけて下さいました。

「お前らの代は3人しかいなくて、心細いかもしれないけど、三者三様の重要な役割を持ってるんだよ。寺田は、柔道経験者で高校生の時に県で上位に進出したり、団体のレギュラーを務めたり、結果を残してきた後輩の、高渕は柔道経験者だけどそんなに強くなかった後輩の、そして堀内は柔道初心者の後輩の見本になってるんだよ。」

 

この言葉を聞き、私はとても身が引き締まる思いがしました。自分が見本となって、恐らく東大柔道部員の多くを占める、「一応柔道はしていたけれど、そこまで強くはなかった人間」が、東大柔道部での4年間でどのように成長すべきか、日ごろの練習、さらには試合結果で示さなければならないと思いました。

 

そのために幹部であった一年間、何よりも柔道を最優先し、強くなる事、結果を残す事をずっと追求してきました。

しかし、寺田が持ち前のパワーに加え、七大ルールへの順応に苦しみながらも、得意技の裏投を封印してまで腕絡、腕ひしぎ三角固等の強力な技で一本勝ちを量産し他大の脅威となる強力な取り役に成長し、堀内が正対下からの攻めをしっかり身に着け、得意技のスパイダーガードで強い相手を完封する様な試合が出来るようになったのに対し、私はあまりに成長度合が少なすぎましたし、結果も残せませんでした。結局最後まで、立ち技も寝技もどちらも中途半端で、これといった決め技も無く、試合で決まるレベルには達しませんでした。守りにおいても、体重の軽さ、力の弱さが最後まで改善されず、確実に守る事も出来ませんでした。

 

 

改めて幹部であったこの一年間を振り返ってみて、自分で納得のいく結果が何一つ残せなかった事が本当に残念です。また、先程述べたように、こんな自分を幾度となくご指導して頂いた先生方、多忙な中で稽古をつけて下さった先輩方のご期待に応えられるような選手になれず、本当に申し訳なく思います。そして何より、一年間付いてきてくれた後輩達の頑張りに七大戦で応えられなかった事が一番心苦しいです。幹部でいる時には、「自分の同期、後輩たちはこんなにも良い奴らで、こんなに日々頑張っていることを少しでも世の中の人に知ってもらいたい」という思いで一杯でした。そのために、何としても七大戦勝利を実現したかったのですが、それが叶わず残念です。

 

この度引退という事で日々の部活動からは距離を置きますが、柔道も、東大柔道部の事も心から大好きですので、ずっと応援し続けます。後輩達には、寺田や堀内の様な偉大な先輩を見習い、自分のスタイルを作り上げていって、試合で実力を十二分に発揮できる選手になって貰いたいと思います。

後輩の皆が一つでも多くの勝利を手にする為に、私も今後協力は惜しみません。私が道場に来たら、「よし、自分の技を試すのにちょうど良い練習相手が来た!」と思って、私を投げて、抑え込んで、絞めて、関節を取って下さい。皆が強くなるためには、自分の体はいくらでも貸します。

 

 

 

最後になりましたが、主務であった一年間は、大変なことも多くありましたが、それを上回る貴重で有意義な経験をさせていただきました。本当にありがとうございました。私の至らなさにより、様々な方にご迷惑をお掛けしたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

 

今後の東大柔道部のさらなる発展を心よりお祈りして、最後の投稿としたいと思います。

ありがとうございました。

 

4年 高渕 滋輝


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幹部交代に際してのご挨拶

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年7月8日 01:08

こんばんは、三連投目の寺田です。

前二つの、試合に関する記事の投稿のため遅れましたが、改めて、幹部交代に際しましてのご挨拶を申し上げます。

既にお知らせしましたが、7月3日(日)に行われた全国国立大会の終了をもちまして、幹部交代が行われました。

昨年の全国国立大会の終了後当時の境先輩より主将の任を引き受けてから、新主将としての所信表明をした日が今でも昨日のように思い出されます。試合終了後の池袋での宴会の席では新主将としてのコメントを求められ、コメントの最後に、現役部員に対して「これから、一年間闘うぞ!!」と言いました。そして、部員は皆それぞれ本当によく「闘い」、強くなり、チームを支えてくれました。

 

私の幹部学年はわずか3人と少数でしたが、師範、監督、多くの先輩方のご指導を賜り、そして今や大所帯となった部員、計23人に一年間支えられ本当に幸せな主将であったと思っております。本当にありがとうございました。

 

今季の試合での戦績は、七大戦こそ東北大学に惜敗し、不本意な結果でありましたが、東京学生団体でのベスト20入り全国国立大会ベスト8となり、部員は着実に地力を伸ばしてきております。しかしながら、師範、監督をはじめとして、新幹部学年は今の戦績に甘んじず、勝ちあがり内容の更なる向上東京の一部校などの強豪校への粘り強い闘いといった、より高いレベルへの到達を目指しており、それに見合う稽古に改革していくようです。

 

私自身は正直に申しまして2011年になってからは、関係者の方々が期待するほどの活躍はできず、試合での安定感にも欠け、指導陣の方々にはやきもきさせるような闘いも多かったと思います。最後の団体戦となる先日の全国国立大会でも、正直勝てるかどうかわからないという心境でして、河野監督も我慢して私を起用したことと思いますが、ベスト8までの試合で何とか勝ち、ここ最近の安定感の無い自分に対して一矢報いたような気持ちがしており、大変清清しい気持ちで幹部交代ができたと思います。試合の前から、一切余計なことを考えず、全くの無心(無策、やけくそ、無鉄砲とは異なります)で普段の自分を出すことに専念したのが良かったのかも知れません。もっとも、最終戦の鹿屋体育大学との対戦では1分半ほどで一本負けを喫し、部員の手本となるような試合はできませんでしたが。

 

先ほども申し上げましたが、この一年で東大柔道部のチーム力は明らかにぐっと向上し(これは、部員一人ひとりの意識の持ちよう、努力の結果ですが)、部員も大所帯となり、かつ部員一人ひとりが強さを求めることに対して貪欲になっており、これから、いよいよ更なるレベルアップ(具体的に言えば、強豪校にあっさり0-7の敗退をしないこと、0-7を1-5や2-4くらいになれるようにすること)を求めるスタートラインに漕ぎ着けたという段階にあります。

 

中野新主将率いる総勢23名のチームの更なる力の向上、発展を心から応援して参りたいと思います。

 

最後になりましたが、これまで一年間、力強くご支援を賜りました師範、監督、両親、OB・OGの先輩方、同輩、後輩には心より御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

前主将 寺田悠甫


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【画像ギャラリー】全国国立大学柔道優勝大会

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年7月5日 23:50

寺田です。記事連投します。

以下、試合の写真を掲載します。(写真は、1年の橋本が撮ってくれました。橋本、ありがとう!)

※写真撮影場所の関係で、選手が背を向けている写真が多いですがご了承ください。

・開会式

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・対 東北大(東大は白)

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・先鋒 光武

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・次鋒 中野

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・五将 林

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・中堅 寺田

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・三将 金田一

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・副将 山村(決勝点となる4点目の勝利)

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・大将 津留

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・対 大阪教育大 先鋒 石井

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↓石井が試合終了間際で抑え込みに入り、一本勝ち。

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・次鋒 山村(不戦勝)

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・五将 金田一(↓場外際で投げ技を仕掛ける)

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↓金田一得意の巴投げに入る瞬間

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・中堅 津留(不戦勝)

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・三将 光武(開始早々立技で崩し、腰絞めで一本勝ち)

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・副将 寺田(不戦勝)

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・大将 中野

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・決勝トーナメント一回戦(対山口大)

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 ・先鋒 津留(寝技で攻勢)

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・次鋒 金田一(横三角を試みる)

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・五将 中野

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・中堅 山村

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・三将 寺田(腕を取り横三角に入る)

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・副将 椿

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試合終盤まで相手に有効のリードを許す苦しい展開ながらも、試合終了間際で逆転の技有を奪取。見事、チームの決勝点となる3点目を獲得。

(↓椿が試合終了間際に技に入る瞬間)

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・大将 光武(SRTを仕掛ける)

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・閉会式での整列(東大は列の中心)

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・ベスト8入賞

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・観戦、応援する部員

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・全日程終了後に部員集合

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いかがでしたでしょうか。今回は過去最大の画像掲載量となりました。

ご覧下さりありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、何故か私のデジカメのデータに3年清水の単独画像が入っていたので、それも追加で掲載しておきます。d(゚∀゚ )

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【簡略版】全国国立大学柔道優勝大会(7月3日 於:講道館)

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年7月5日 20:10

こんばんは、4年の寺田です。

先日、講道館にて行われた全国国立大学柔道優勝大会の試合結果(簡略版)です。

 

我々東大柔道部は、3校リーグ戦で行われる予選リーグで

東北大学と大阪教育大学と対戦し、

東北大学には5-1、大阪教育大学には6-0(不戦勝3つを含む)でそれぞれ勝利し、

16校による決勝トーナメントへと駒を進めました。

 

決勝トーナメント一回戦は、山口大学と対戦し、3-2で東大が勝利しました。

二回戦は、鹿屋体育大学と対戦し、0-7で敗退しました。

 

最終結果は、ベスト8となりました

 

また、この大会終了をもちまして、東大柔道部では幹部交代となりました。

 

お暑い中、応援にお越し下さいましたOB,OGの皆様、

本当にありがとうございました。

 

 

試合の様子、幹部交代に際しての感想などにつきましては、次の記事に掲載いたします。


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7月2日(土)

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年7月2日 22:35

こんばんは、4年の寺田です。

6月の下旬になるや否や急速に季節が移り変わり、日中の気温は30℃を超え、

いよいよ本格的な夏の到来を(とりわけ柔道の稽古中に)肌で感じる頃合いとなって参りました。

 

さて、5月29日の東京学生柔道優勝大会に始まった今シーズンの公式戦は、

6月11、12日の七大戦、6月24日の全日本学生柔道優勝大会を経て、

明日3日の全国国立大学柔道優勝大会を残すのみとなりました。

 

七大戦以降のこれまでの3週間もあっという間に過ぎました。

先日の記事で3年清水が記載しておりますように、この3週間では全日本学生大会が

開催されたこともあり、他大学の現役部員やOBの方々に大勢出稽古に来て頂き、

充実した練習を行って参りました。

 

↓6月25日の合同稽古の様子(合計5大学、総勢60名超)

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ところで、明日の全国国立大会を以って、東大柔道部では幹部交代となります。

つまり、私自身が団体戦に出場するのは、明日が最後ということになります。

引退試合ということで思う所も多々ございますが、まだ仕事は終わっていませんので、

本日のコメントはこれくらいにしておきます。

余計なことを考えず無心に闘い、そして悔いを残さぬ試合をしたいと思います。

 

それでは今晩は、この辺で失礼致します。


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第60回全国七大学柔道優勝大会

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年6月13日 22:26

主将の寺田です。

先日、北海道にて開催されました七大学柔道大会の結果をお知らせ致します。

我々東大は、一回戦は、東北大学との対戦となり、1人残しで敗退しました。

そして、敗者復活戦の一回戦では、本大会主管校の北海道大学と対戦し、

7人残しで敗退しました。

最終結果は、最下位(第6位)です。

 

今大会に向けて、部員一同練習に励み、また、師範、部長、監督、そしてOBの皆さま

には、多大なるご指導を賜り、本大会に対しても厚いご期待を頂戴しておりましたが、

ご期待に全くお応えできぬ結果となってしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。

本当に申し訳ございませんでした。

 

初戦の東北大との試合は、抜きつ抜かれつで3対3の同点で副将戦(14人目)まで

もつれ、副将であった筆者が相手の分け役を抜くことができず、大将決戦で東北大

の主将が勝ち、東大が敗退しました。

戦力的には、やや東北大有利かと思われましたが、東大の筆者以外の14人の選手は、

本当によく健闘しました。これ以上ないという良い展開で副将で出場する筆者にバトンを

渡してくれましたが、私が勝利できず、あと一歩及びませんでした。

 

敗者復活戦の北大との試合では、こちら側の抜き役が完封され、また3番目に

出場した相手主将に5人抜きをされ、7人のビハインドで副将の筆者の出番と

なりましたが、中堅に配置された相手の抜き役の防御を最後まで突破できず、

7-0の大敗を喫しました。

 

敗戦の責任は全面的に筆者にあります。私が与えられた役目を果たすことが出来ず、

師範、部長、監督、部員、他関係者の皆様には背信の試合をしてしまいました。

本当に申し訳ありませんでした。 

 

また、はるばる北海道まで応援に駆けつけて下さった関係者の方々には、この場を

借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

他にも思うところは沢山ございますが、ひとまず今回はこれにて記事を

終わりに致します。 

後日、詳細の試合結果と戦評を掲載致します。

 

※全試合の結果は、以下のようになりました。簡潔に掲載いたします。

(東大の試合の詳細版は、赤門柔道のサイトにアップされます)

・一回戦:東大 対 東北大 →1人残しで東北大の勝ち

     九大 対 名大 →3人残しで名大の勝ち

     阪大 対 京大 →1人残しで阪大の勝ち

・敗者復活戦一回戦:東大 対 北大(主管) →7人残しで北大の勝ち

             九大 対 京大 →1人残しで九大の勝ち

・敗者復活戦二回戦:九大 対 北大 →1人残しで北大の勝ち

・準決勝戦:阪大 対 北大 →?人残しで北大の勝ち

       名大 対 東北大 →5人残しで名大の勝ち

・決勝戦:名大 対 北大 →1人残しで名大の勝ち

 

優勝:名古屋大学

準優勝:北海道大学

第3位:大阪大学、東北大学


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6月9日(木) ~七大戦遠征前夜~

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年6月9日 23:33

こんばんは、4年の寺田です。

いよいよ、北海道にて開催される第60回七大学柔道優勝大会が

近づいて参りました。

本日、本学柔道部は、七大戦前の東京での最後の練習を終えました。

明日の午前中には、北海道に乗り込むこととなります。

 

ここまで、1年間稽古を積んできて、部の強化をして参りまして、

いよいよ、最も重要な大会へと臨むことになります。

試合は、思い残すことのないよう、全員が全力を尽くして

勝利に向けて戦って参ります。

 

 

それでは、明日の起床時間も早いことですので、

短い記事ですが、このあたりで失礼いたします。


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平成23年度東京学生柔道優勝大会

投稿者: 寺田  投稿日: 2011年6月1日 00:57

連投します。寺田です。

先日行われました東京学生柔道優勝大会についてお知らせ致します。

各選手の詳細については、後ほど赤門柔道のサイトにアップされます。

 

・一回戦:対 明星大学 【勝ち】

先鋒津留が、初戦の緊張からか有効を2つ先取されるものの、その後内股から抑えて

合わせ技一本勝ち。次鋒以降も危なげなく一本勝ちを重ね、6-1で勝利。

 

・2回戦:対 帝京大学 【負け】

昨年と同じく、一部校の帝京大学との対戦。本校の各選手においては

戦い方の方針の見える戦いぶりを披露し、寝業で攻勢を見せるなど

淡白な試合は無かったものの、地力の差はいかんともし難く、

去年と同じく0-7で完敗。敗者復活戦に望みを繋げます。

次鋒で出場した3年生清水が180cm、100kgの強豪選手

(この選手は、強豪國學院大學の選手に引き分け)に対し、

再三、デラヒーバガードから寝業でしぶとい試合展開をしたのは

本校の選手も大いに見習うべきものでした。

 

・敗者復活戦一回戦:対 東京学芸大学 【勝ち】

次鋒の金田一が豪快な一本背負い投げで一本勝ちをし、先制するものの

五将、中堅、三将(筆者)と連続で失点してしまい、悪い流れとなってしまうが、

副将光武が得意の袖釣込み腰で投げてから抑え込み、見事一本勝ち。

大将は、不戦勝となり、結果3-3の内容で本校が勝利。

悪い流れに呑まれず、自分の得意技で素早く勝利した光武の活躍が光りました。

 

・敗者復活戦2回戦(最終戦):対 日本文化大学 【勝ち】

最後の試合の相手は、日本文化大学。大型選手もおり、油断できない

相手。ここで勝利すれば、東京都ベスト20となり、9月の体重別個人戦で

14人の選手を出場させることができます。

先鋒中野、次鋒金田一が危なげなく一本勝ちで、幸先良く2点先制。

五将は山村、対するは175cm、120kgの巨漢。序盤、山村がかけつぶれた所で

抑え込まれかけるが何とか逃げ、その後は、組み手と肩車でしぶとく粘り引き分け。

中堅で一本を取り返されるものの、三将、副将と連続で一本勝ち。

最後、大将の2年林が素早く相手のバックを奪い、送り襟絞めの一本勝ちで締めました。

終わってみれば、5つの一本勝ちで5-1で快勝。この日最後の試合を勝利で飾りました。

 

・試合全体を通して

東京学芸大との試合では、筆者が失点を喫してしまい、流れを悪くして

しまいましたが、他の選手がしっかりカバーしてくれました。全体的に、3年生以下の

選手の地力の向上がしっかりと見られたように思います。一部校との対戦ではまだまだ

地力の差はありますが、それ以外の試合で各選手が素早く一本勝ちをし、余裕を持って

勝利できるようになったのは、日頃の練習(投げからの素早い抑え込みやバックを取って

からの攻め)の成果であると感じております。

課題も沢山見つかりましたが、七大戦に向けて良い流れを作れた試合であったと

思います。

 

私自身と致しましては、非常に悔やまれる試合ぶりを展開してしまい、

チームに迷惑をかけてしまいましたので、

七大戦ではしっかり挽回したいと思います。

 

応援に来て下さったOBの皆さま、誠にありがとうございました。


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