東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

sera fumiya の 投稿

新歓ブログ③ @ブランクのある人など

投稿者: sera fumiya  投稿日: 2022年3月21日 22:33

お久しぶりです。新4年の世羅です。

新歓のブログが回ってくる季節になりました。ブログを書くのは去年の新歓ブログ以来ということで1年ぶりになります。とりあえず去年のブログを振り返ってみることにします。
内容をギュッとまとめると

①1年前も自分は1年半ブログを書いていなかったこと
②新入生は時間がある時に部活やサークルの情報を見ておくと良いということ
③ドラゴンボールは不朽の名作であること
④柔道部に入ると人生をおもしろおかしく張り切って過ごせるということ

の4点になりました。①についてはせめて主務就任の挨拶くらいは書けよと今思うところですが、主将のO笠原が書いたら投稿しようと思っていたはずです。現に携帯のメモに下書きを発見したので削除しました。その他の3点について、今年書こうと思っていた内容もあまり変わらない(去年書いたことをあまり覚えていなかった)のですが、変化がないのもアレなのでもう少し何か書こうと思います。

入学したばかりの頃の自分を考えてみると、大学入ったらそこそこ勉強して〜緩いサークル入ってぼちぼち楽しんで〜恋愛して〜友達と宅飲みしまくって〜みたいなことを考えていました。そのような大学生活はもちろん楽しいでしょう。エルデンリングのように大学生活に2周目があるなら是非やってみたいです。エルデンリングも大学生活もまだ1周目です。エルデの王になる日はまだまだ先だと思われます。O笠原はもうすぐ王になると聞いています。自分のプレイ動画をキャプチャして見返し研究する彼には脱帽します。それが柔道の研究の熱心さにもつながっているのでしょう。脱線しましたが、一般的にはサークルよりも厳しいとされる部活や、部活並みにガチで取り組んでいるサークルに入る意味は何なのでしょうか。僕が思うにそれは”やった感”です。大学生活で自分はこれをやったと胸を張って言える経験を得ることが、部活やそれに準じるサークルに入る意味ではないかと思うわけです。新歓ブログで書くのもなんですが、もし勉強をめっちゃ頑張りたいと思っている新入生はそれもアリだと思います。大学で何やっていたの?勉強していました、これはこれでかっこいいです。(個人的な感覚では4〜5月は1年生はみんな勉強のモチベが高いですが,それを学期末まで維持できるのがクラスの半分,年末には3割,3年にもなると1割もいないはずです。柔道部には新4年になっても勉強第一の部員がいます。凄いと思います)
何にせよ,東大で何か打ち込めるものを見つけるのが良いでしょう。それが柔道部であれば最高です。

犬井宮部と入部当初の自分の立ち位置から書くという流れができているように思うので,僕の「中高6年曲がりなりにも柔道をやっていたが,そこまで強さに自信があるわけでもなく,また浪人で1年ブランクもある」という立場から書いてみようと思います。もしかしたら同じような立場の新入生もいるかもしれません。実力に自信があるという人は今後投稿されるであろう新4年幸田や新3年岡本のブログを待ってください。柔道部に入るのが自明かつ最良の道であると彼らが証明してくれるはずです。

まず浪人のブランクは気にする必要はありません。僕自身4月の練習は乱取りを1本やって2.3本休んでいました。1年生は当然それが認められるし(2年以上も自分で練習量を調節せよという雰囲気です),浪人のブランクとか言って甘えんなよという先輩もいないので安心してください。怪我をしないことが最重要です。徐々に身体を慣らして本数を増やしていきましょう。

次に実力に自信がないという話についてですが,これも心配いりません。東大入試のレベルを考えれば柔道ばかりではなく勉強も頑張らないといけないのは当然です。ちなみに新3年には自己紹介ブログで柔道推薦で入学したと書いている部員がいます。暇な時にでも探してみてください。少し逸れましたが,入学時の実力は参考程度にしかなりません。初心者スタートから七大の中で学年1.2を争うレベルにまで強くなった部員もいます。主将の小笠原も初心者スタートです。僕もそこまで強くなってはいないと思いますが,入学時に比べたら軽く10倍は強くなっていると思います。

長くなりましたが,柔道部に入って東大で柔道をやったと胸を張って言いましょう,実力に不安がある,浪人のブランクが怖いという人もとりあえず柔道部に入りましょう。ついでにゲーム好きも読書好きも麻雀好きも競馬好きもありとあらゆる人は柔道部に入りましょう。去年の3月6日に投稿されたブログにある通り、柔道部内にはさまざまなパートがあります。詳しくは遡ってみてください。またイベントの多かったコロナ前のブログまで遡ると、柔道部の楽しさ、面白さがより伝わると思うので時間のある方はぜひみてみてください。


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新歓ブログ④

投稿者: sera fumiya  投稿日: 2021年3月10日 23:58

お久しぶりです。2年の世羅です。新歓ブログが回ってきて久しぶりにブログ書くなと思い遡ってみたら、最後に書いたのは1年の9月に書いた観光ブログでした。あれがそんなに前のことなのも驚きですが、1年半ブログを振られることなく過ごした自分はなかなか存在感を消すのが上手いと思います。中高時代も授業中当てられないようにあえて影を消していた記憶があります。中高の先生は日付から10番ずつ当てる王道の先生もいれば、日付で当てた後座席表を桂馬で飛んで当てる先生もいました。6年間桂馬で当てられたことは片手で足りるほどしかありません。

さて、2021年度新入生の大多数はこの東大柔道部のブログを見て暇つぶししてるだろうと思います。僕も合格発表後に東大柔道部のブログを見て笑顔をもらった覚えがあります。少数派だとは思いますが柔道部のブログを見たことないよって人はとりあえず5年分くらい遡って見ましょう。まあ冗談はこれくらいにするとして、3月暇な時に東大の部活やサークルのブログやHPを見とくのは非常にいいと思います。

話は変わりますが、皆様はドラゴンボールをご存知でしょうか。そう、ドラゴンボールです。不朽の名作です。ドラゴンボールから入ってしまったが故に他のジャンプ作品にハマるのは浮気のように感じてしまいワンピースなど他の名作がなかなか読めなくなるアレです。たしかドラゴンボールが153話、Zが291話、GTが64話、超が131話と今からアニメを全話見るのは相当難易度が高いですが(当然視聴済み)、原作の内容はもはや教養と言え、共通テストや2次試験ではもちろんのこと、大学入学後にも授業で扱われることがあるとかないとか。とにかく一度は読まないと人生損してると声を大にして言える大作です。今年の部誌にも軽く書いたのですが、作中の武天老師(亀仙人)のセリフに個人的にはすごく納得させられているので紹介します。

「武道を学ぶことによって心身ともに健康となりそれによって生まれた余裕で人生をおもしろおかしくはりきって過ごしてしまおうというものじゃ」
「武道は勝つためにはげむのではない。おのれに負けぬためじゃ」

ようは勝負に勝って相手を見下したり、身体を鍛えてモテたりといった目的ではないということですね。たしかに柔道部の練習を続けていれば自信がつくような気はします。それが余裕につながるのでしょう。部員は皆目標に向かって真剣に活動しており、練習もみんなで乗り越えているので、柔道部の部員は心身ともに健康になり、それによって生まれた余裕で人生をおもしろおかしく張り切って過ごせると言えるでしょう。

と、ここまで読み進めてくれた新入生はもう柔道部に入ることを決めてくれたことだろうと思います。新歓活動の展望は不透明なままですが皆さんに会えることを部員一同楽しみにしています!


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東京観光

投稿者: sera fumiya  投稿日: 2019年9月25日 20:42

こんにちは。一年の世羅です。

合同練習で夏練が終了し、ついに授業が始まってしまうと思うと嬉しいような悲しいような複雑な気分ですが、授業が始まると本郷の練習に参加できなくなるのでやっぱり悲しいです。僕は怪我で合同練習にはほとんど参加できなかったのですが、この夏練で少しはマシな選手になれたかなと思います。

タイトルにもあるようにオフを利用して一年生の有志で東京観光に行きました。今年の一年はほとんどが田舎もんで、せっかく東京に来たのに観光してなくねということで色々行くことにしました。3日観光に使ったのですが、全参は僕、米山、小笠原で米山は合同練習のブログを書く、小笠原はウォーターサーバーを洗うということで僕がブログを書くことになりました。

まずは京大戦の翌日のオフ、米山の夢であったメイド喫茶に行きました。七徳に14集合で歩いて秋葉原まで行ったのですが、目をつけていたメイド喫茶が1時間待ちで出鼻を挫かれました。幸田がこの後バイトということで1時間待ちは渋く、その店を諦めました。柔道部の頭脳犬井の言うように予約すべきでした。僕も含めメイド喫茶をナメてましたね、流石犬井です。運よくその店の系列店に入れました。そこではメイドだけでなくご主人様も猫にされてしまい、言葉もにゃんにゃん語を話さなければなりません。そういうのが苦手な僕は最初こそ戸惑っていたものの、開き直ってみると案外楽しかったです。まあなんか澄ましてたやつもいましたけどね(宮部お前のことやぞ)

感情を取り戻した犬井と入店早々赤い門の大学であることをばらした米山。そういえば犬井は本当に柔道部かとメイドさんにディスられていました。

若干一名猫じゃないやつがいますね。その一名を除き皆メイドさんとのチェキも撮り、ノリノリなうちに1時間が過ぎました。ふと我に返ると俺は何をしてたんやとも一瞬思いましたが、これも七大戦に向けてのメンタルトレーニングやと思うことにします。メンタルに自信がない人、コミュ力に自信がない人はぜひ。

バイトに行った幸田を除いた面々はゲーセンへ。米山がらしさ全開の音ゲーを楽しんだり、宮部と小笠原があおり運転をし合ったりしていました。米山の選曲はアニメへの知識が浅い僕にはわかりませんでしたが、本人がご満悦なので良しとします。ちなみに一年の中で米山・関がアニオタ、幸田がアニオタ排撃派、その他がどうでもいい派です。

 

さて、日付が変わり練習最終日の午後、小笠原発案でお台場に行きました。封鎖できないことで有名なレインボーブリッジを通りお台場に到着。宮部は女友達と来たことがあるようです。流石です。まずはガンダムを見に行きました。

ユニコーンガンダムというそうです。でかい。

その後スポッチャで遊びました。それぞれの得意なスポーツをまわってみようということでまず宮部が得意な卓球。変な回転をかけたりして上手でした。僕は卓球などほぼしたことがないので宮部にボコボコにされました。

次に野球。これは僕の得意分野です。小笠原はガッツさながらのバッティング“フォーム”を見せてくれました。右打席でしたけどね。米山は見た目だけは4番ファーストの助っ人外国人なのですが、野球はからっきしダメでバントしていました。

次は小笠原担当のバスケ。あの体格でバスケがうまいとはちょっと信じられなかったのですがうまかったです。逆になんでもそつなくこなす宮部があまりうまくありませんでした。米山についてはお察しください。

最後にバドミントン。中学時代やっていたと豪語する米山でしたが、僕と小笠原に負けるというザ・かませ犬でした。ラケットが悪いと道具のせいにしていました。すごい小者です。

そして予定がある宮部が帰ったところでお台場にきた目的である大江戸温泉物語へ。

大学生が遊びに行く感覚で風呂ってどうなんやと思いましたが、風呂好きの米山がノリノリだったのでついていくことに。彼の口癖は“銭湯いかん?”です。まさに風呂を愛していると言えるでしょう。中に入ると着替えを渡されるのですがそれを着た米山は関取にしか見えず、腹の出具合を自由に操ることができる小笠原は親方のオーラを醸し出し、その結果僕は相撲部屋の新弟子のようになってしまいました。着替えてから進むと江戸の町を模した屋台や店が広がっていました。ざっと店を回ってから風呂へ突入。色々な種類の湯がありました。夏練で傷ついた僕らの身体をさぞ癒してくれたことかと思います。風呂上級者の米山は「デブとおっさんはサウナ行くんや」と言い僕らをサウナへと連れて行きました(少なくとも僕はデブでもおっさんでもないと思っています)。僕は1分もしないうちに出ました。米山はサウナからの水風呂をしっかり決めていました。小笠原は入学前よりサウナに長く入れたことで強くなっていることを実感していました。そうこうしているうちに1時間半ほど経ち、風呂初心者の僕と小笠原は喉が乾いてきてしまい、脱落。米山はあと最低30分入れるそうです。風呂を出てお約束の牛乳を飲んだあと、かき氷を食べて帰りました。終わってみれば風呂というのも悪くないなと思いました。

次の日、上野動物園に行きました。14時七徳集合で行く予定だったのですが、突然米山がナメられたら嫌やから髪を剃ると言い出し、出発が1時間遅れ15時半ごろに上野動物園に着きました。上野動物園来たらパンダ見なあかんやろということでパンダの列に並んだところ、約1時間待ち。見終えた時には16時半になっており、上野動物園の閉園時間は17時ということでほとんどの動物は寝小屋に入ってしまっていました。ちなみにパンダを見られるのは16時までだったのですがパンダは残業していました。パンダを待っている列の中で、思想家として知られる米山は、動物園は人間が動物を見て優越感に浸る施設や的なことを割と大きな声で言い、小笠原もそれに感化されたのか我々が生きているこの世界こそが動物園なのかもしれないと怖い話風に言っていました。少なくとも普通の人は動物園に来てそんなことは思わないし言わないはずなので、こいつら“逸般人“やなと思いました。

 

パンダは残業中もひたすら飯トレしていました。負けないようにしなければ。

そんなこんなでオフを満喫したわけですが、新学期が始まりました。東大柔道部では秋新歓を行なっています‼︎ぜひ見学に来てください‼︎大歓迎です‼︎(もちろんタダ飯もついてきます)詳しいことは新歓係の幸田が次のブログで書いてくれます。

 


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新入部員自己紹介 世羅 文哉

投稿者: sera fumiya  投稿日: 2019年8月17日 19:07

はじめまして。世羅文哉です。出身高校は偉大なる岡主将と同じ灘高校で2年後輩です。岡主将との学年差を守るべくあえて時空の歪みに突っ込んだところ、頼れる後輩であった一徹と同期になってしまいましたが、それもまた一興かなと思います。同期一の常識人を自負しており点数大事テスト大事と思っていましたが、落とさなければどうということはないと思い始めています。柔道部に染まってきたということでしょうか。

柔道は中学から始めました。灘校柔道部になんとなく見学に行ったのですが、なんと見学者第1号で熱烈な歓迎を受け、そのノリで入部しました。大学では柔道しないと固く固く決心していましたが、一度くらいチヤホヤされたいと思ってテント列に参加したのが運の尽きでした。中高男子校の僕にとって、他団体の勧誘は心身共に疲労を要するものであり、クタクタになって進んでいたところ柔道部のテントを発見し、妙な安心感を覚えました。そこからなんやかんやあって結局入部してしまいました。(柔道の魔力?は怖いもので少しやっていない期間があるとやりたいと思ってしまいます)
七大戦に人数合わせで登録されてからは先輩方と同じ練習に参加しました。これが現役時から10キロ以上太り鈍った僕にはとても辛く、いつまで続くかなと不安にもなりましたが、七大戦で試合をしている先輩方の姿を見てその不安はなくなりました。めっちゃかっこよかったです。今は立ち技を捨てて寝技の練習に励んでいます。夏練は確かに辛いですが寝技の技術に驚く毎日で結構楽しいところもあります。(それでも辛い>楽しいですが)

僕にとって辛いのが増量です。浪人中は運動ゼロ+変わらぬ食生活で12キロ太りました。これを岡主将は「太る才能」と言いました。しかし飯を食べられないなりに食べてはいたもののの、7月には入部当初から5キロ減りました。よって僕は運動をしないと太るが、激しい運動をしている時はその限りではなく、太る才能のないごく普通の人だということがわかりました。かと思いきや夏練に入って2週間、1キロ増えました。やっぱり太る才能があったのでしょうか。

長くなりましたがこれで終わります。次はオーストラリアから来た同期一、いや柔道部一の陽キャ、宮部よろしく。


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