導入
お久しぶりです。4年の末広です。
引退したはずなのですが、今こうしてこの記事を書いています。
題名からもかなり趣向がいつもと違うことがわかるかと思いますが、今回は技術系の記事です。
というのも、ここ数週間ずっとwebサイトを作っていまして、色々と調べて、技術的なことで躓いたり成長したりしたので、ここにまとめておこうと思います。
運動会系の部活のブログの記事がテック系になることは珍しいと思いますが、これを機に今まで全く東大柔道部に関わりがなかった人も他のブログを見ていただけると嬉しいです。
完成品
投稿
- 東大柔道部ブログ
このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です。
akamonjudoblog.com
ことの経緯
昔々、東大柔道部にはWordpressで作成されたブログが2008年ごろからあり、それを運営していました。しかしながら、全くもってメンテナンスされておらず、しまいにはwebの知識がほとんどないものをブログ係に据えるなど、杜撰の極みでした。(もちろんバックアップなど取っているはずがない。)
そんなある日、Wordpressの謎のプラグインの内部のプログラムで使われていたPerlのバージョンがレンタルサーバーでサポートされなくなったのをきっかけにブログが閲覧できない状態になり、しかもその後なぜか2008年ごろからのデータが闇に消えていったのです。ついでに東大柔道部の某サイトも500エラーを吐いて見れない状態になりました。
これが2022年3月のお話で、とりあえず一時的な措置としてnoteで仮にブログを復活させたのですが、この時既に私はブログの復活を企んでいたのです。
(この時彼は自分は何もやっていないのに「完全復活はあまり期待できないかもしれません。」などと言っており、失礼な人間であることが伺える。 https://note.com/todaijudobu/n/n7faa7293d083 )
復活のためにまずは、過去のブログの投稿を抽出する必要があったのですが、これがかなり難航し、結局 web archive をスクレイピングすることで(ほとんど)全ての記事を取り出しました。
また、どのフレームワークでブログを作るかもかなり大事な選択で、僕は普段pythonを使うことが多いことから、Flask か Django にしようとは決めていたのですが、この2択を決断するまでに僕は引退していました。
このようにあまりにもブログ復活の進捗が遅かったので、note にかなりの数の投稿をみんなが上げていて、新しいブログもnoteとの連携を取る方がいいのではと思うようになりました。
ただ、noteは、例えばタグの機能がなかったり、誰がその記事を書いたのかの情報を付与できなかったり、あとノイズ(広告や他のユーザーのおすすめ記事)が多いのなど欠点が多いので(私はnoteのエディタも嫌いであるが、他の柔道部員的には使いやすいらしい)、新しいブログは過去の先人たちによる未来に遺すべき投稿の数々を復活させ、さらに最近の記事についてはnoteと連携し、タグや投稿者の情報を付与することでnoteの良さを最大限活かした運用することに決定したのです。
Flask + Flask-SQLAlchemy でブログ風のサイトを作る方法
webサイトを作るとなると、とりあえず、ローカルで開発を進めていきます。
Step 0 - Flaskの練習
今回はFlaskを用いるのが初めてだったので、ステップ0としては、まず簡単な掲示板の作成を行いました。
参考にしたサイト
Step 1 - FlaskのチュートリアルのFlask-SQLAlchemy化
次に練習として、Flask のドキュメントにあるチュートリアル: https://msiz07-flask-docs-ja.readthedocs.io/ja/latest/tutorial/index.html (データベースの操作はsqlite3でSQLを書いて行っている) をFlask-SQLAlchemy を用いたデータベース管理に書き換えをしました。
(Flask-SQLAlchemy とは、Object Relational Mapper (ORM)で、SQLを書かずにデータベースの操作をできるほか、pythonのオブジェクトとしてデータベースを扱えるようになります。)
参考にしたサイト
Step 2 - 設計通りにサイトを作っていく
ここからが本番で、まず、サイトを設計していきます。ここでいう設計は、
などを考えます。そのため設計段階で組み入れたい機能全てを列挙し、それをどのように実装するのかを一旦決めます。
加えて、どの順番で何の実装していくかもこのタイミングで考え、僕の場合は、各実装を行うためのgitのブランチ名もその時に全て決めました。
今回は作りべきもののベース(Flask + Flask-SQLAlchemy になっているblog)がStep 1 でできているので、それに修正や機能追加をすることで作りました。
参考にしたサイト
note API を利用してnoteの記事のリンクから本文などの抽出するコード
#Python
from datetime import datetime
import requests
def get_note_article_from_url(url_string):
error = None
try:
url_string.index("https://note.com/todaijudobu/n/")
except ValueError:
error = "正しいURL(https://note.com/todaijudobu/n/n...)を入力してください。"
if error is not None:
return {}, error
else:
article_key = url_string[31:]
if len(article_key) < 13:
error = "正しいURL(https://note.com/todaijudobu/n/n...)を入力してください。"
return {}, error
api_url = "https://note.com/api/v3/notes/"
response = requests.get(api_url+article_key)
note_api_status_code = response.status_code
if note_api_status_code // 100 >= 4: # Client Error or Server Error
error = "note の API が使えなくなっている場合があります。ブログの管理者に相談してください。"
return {}, error
response_dict = response.json()
try:
created_at = datetime.strptime(response_dict['data']['created_at'], "%Y-%m-%dT%H:%M:%S.000+09:00")
except ValueError:
error = "note の API が仕様が変更され使えなくなっている場合があります。ブログの管理者に相談してください。"
return {}, error
note_article_data = {
'key': response_dict['data']['key'],
'title': response_dict['data']['name'],
'body': response_dict['data']['body'],
'created_at': created_at,
'permanent_link': url_string,
}
return note_article_data, error
さくらレンタルサーバーにデプロイ
Step 3 - デプロイ
ここまでローカルで開発してきたが、それが完成したら、本番サーバにデプロイする必要があります。
サーバはVPSと悩んだが、ケチってこっちにしました。VPSとの差で非常に大きいのは、sudoが使えないことです。
Flask的にはWSGIを使えってうるさいが、レンタルサーバではほぼ全てで使えないので、index.cgiで
#python
wsgiref.handlers.CGIHandler().run(app)
を用います。
加えて、ProxyFixの設定では、以下でコメントアウトした部分の設定を行ってしまうと動作しなくなるので注意が必要。
# python
class ProxyFix(object):
def __init__(self, app):
self.app = app
def __call__(self, environ, start_response):
environ['SERVER_NAME'] = (サーバー名)
environ['SERVER_PORT'] = "80"
# environ['REQUEST_METHOD'] = "GET"
environ['SCRIPT_NAME'] = ""
# environ['PATH_INFO'] = "/"
# environ['QUERY_STRING'] = ""
environ['SERVER_PROTOCOL'] = "HTTP/1.1"
return self.app(environ, start_response)
参考にしたサイト
まとめ
ブログ完成した。大変だった。
pythonってすごい。javascriptってもっとすごい。
(noteっていうプラットフォームを1から作った人なら尊敬できるけど、noteに登録しただけで尊敬してもらえるって思ってんの、やっぱコイツどうかしてるぜ。
https://note.com/todaijudobu/n/n387b8842d85e )
以上、無給でサイトを作った末広でした。
皆様こんにちは。この度引退しました4年の末広です。
これ以上現役に迷惑をかけられないので、そろそろ書きます。
まずは今まで柔道部を支えてくださった指導陣の方々、東大柔道部OBの方々、七大戦関係者の皆様に感謝申し上げます。皆様のご支援とご協力により七大戦で自分たちの力を最大限発揮できたと思います。本当にありがとうございました。特に代の近い先輩方には本当に色々迷惑をおかけしたと思うのですが、それでも気にかけてくださりありがとうございました。
結果はご存知の通り3位でした。全てを出し切ってこの結果なので悔いは全くありません。嘘です。悔しいです。めっちゃ悔しいです。
これで終わってもいいのでしょうが、流石に短いなと思ってしまったので、最近あった話でもしましょう。
現役は知ってると思いますが、肩の手術をしました。去年の夏練の始めに初めて肩が抜けて、そこからはずっとサポーターをつけて柔道をしていたのですが、最後はもうボロボロでした。将来子どもとキャッチボールをするためにもちゃんと治さないとと思い、手術することにしました。怪我の名前は「反復性右肩関節脱臼」で、手術の名前は「関節鏡下肩関節唇形成術」です。術後すぐはブロック注射の効果で右腕の感覚が全く無く痛みもそれほど強くはなかったのですが、退院して麻酔も切れるとまさに地獄でした。唯一の救いは同じ病院で同じ手術をした後輩が2人もいて、痛みを緩和する方法を教えてくれたことです。これによって大分と楽に過ごせたと思います。河本齋木ありがとう。
これで晴れて激痛から解放されたと思ってたところなんと人生で初めて胃腸炎になりました。しかも偏頭痛も来るという大三元で、文字通り死にかけていました。引退した後のこの3連単なので苦尽甘来ならぬ苦尽大苦来でした。そこで肩の手術後に偏頭痛と胃腸炎になった人あるある何個か載せておきます。
・腹と肩と頭が痛くて気張れないからトイレが異常に長くなる
・しかしトイレに篭っても「ぴゅっ」ぐらいしか出ない
・上半身を少し上げて寝ると全部に症状を緩和できる
ちなみにこの1週間でさらに体重を減らしてしまい、一時は78kgにまで下がってしまいました。試合の時は88kgだったので1ヶ月で10kgと本当に効率のいい減量です。
以上まじでどうでもいい近況報告でした。
さて一応引退ブログなので、同期とか後輩にメッセージとかいうエモエモコーナーやっときます。(掟破り変態野郎が1番最初に全部書くからみんなやりにくくなってるやろうが!後の人間のこと考えられへんのか!まじで最後まで使えへんな!)僕は諸事情でこれからみんなと会える回数があまりないので、この場を借りて書かせてもらいます。
1年
みんな柔道部入ってくれてほんまにありがとう。ほんまは飯とか行ってみんなとの時間を増やしたかったけど、お前らだけで十分楽しそうで僕らみたいな老人の入る幕はなかったわ。これからも仲良く切磋琢磨してくれ。(1人ずつ書こうと思ったけど多すぎて無理やった。すまん。)
2年
小柳 戻ってきてくれてありがとう。ほんまに東大生か?って思う時も少なく無いけど、お前おるだけで練習中の雰囲気が良くなるのお前の才能やから、芸人なるのも視野に入れていいと思う。
齋木 プレイスタイル似てるし肩も怪我してるって理由で色々口出したりしたな。口出しされてどんな気持ちになるかは僕とか中岡が1番わかってんねんけど、やっぱりポテンシャルあるからほっとかれへんかったわ。これから自分の良さを活かせる柔道を研究してくれ。
なおや ここ1年で1番強くなったんがお前やと僕は思ってる。その分頑張って食って筋トレして練習して研究してるのもわかるし、ほんまに偉い。今回悔しかった試合もあったけど、それバネにして強くなってくれ!来年以降期待してるで。
広羽 入部当初はあまりにもパワー差がありすぎてどう練習すれば広羽が強くなるかわからんかったけど気づいたらめっちゃ強くなってたな。けどもっと強くなれる。あとこれは広羽だけじゃなくて理系の2年全員に言えるけど、学科決まったら友達いっぱい作りや。これから実験とかで忙しくなるけど、そういう時に頼りにできる友達おったら途中で抜けて練習参加しやすくなるから。
メリッサ メリッサは僕の中では1番勉強してるイメージやった。多分僕より勉強してるんちゃうかなって思ってる。柔道と勉強両立すんのってまじで大変やし1番僕がわかってるけど、諦めずにやり続けてくれな。応援してるで。
世銀 かっこいいし英語上手いしスタイルいいしほんまに羨ましい。柔道もどんどん強くなってるな。今年は試合出れんくて悔しかったと思うけど、努力は裏切らないからもっともっと体重増やして力つけて強くなろ!応援してるで。
3年
河本 お前も肩とか色々怪我してから大変やったよな。脱臼した時の痛みがわかるもの同士肩に負担かかりにくい技共有したりしたな。プレイスタイル完全に変えて、なんもわからんとこから再スタートやったと思うけど、先輩としてちゃんと教えれたかな。いい先輩やったとは全く思わんけど。最後言うとしたら、七大戦良かったと思うで。これから1年、とりあえずリハビリからで大変やけど頑張ってくれよ。
堂下 気づいたら堂下主将やな。見る見るうちに亀固くなって強くなって、ほんまにすごい。少なくとも去年の僕より絶対強い。それでいてあんな馬鹿みたいな授業数を受けてんねんからもっとすごいよ。お前が主将で大丈夫かって言ってくる人もおるけど、なんだかんだみんなお前のこと好きやし頼りにしてるからなんも気にせんで大丈夫やで。知らんけど。あと引退する前からずっと言ってるけど、お前はかわいい。自信持て。
古川 最初は白帯のめっちゃちっさいおっさんやな思ってたけど、それが今ではゴブリンにまで成長して感慨深いわ。文章のセンスも皮肉のセンスも柔道部一で、毎日笑わせてもらった。お前は社会に出すのがもったいない逸材やから、普通に養ってあげたい。そのために頑張るわ。堂下のポケモントレーナーも主務も後輩のお世話も大変やろうけど、お前の授業のしんどさ足してもギリ堂下の授業のしんどさに達してないと思うから頑張ってくれ。目指せ大ゴブリン。
同期(めっちゃ恥ずかしいから一言ずつだけ)
岡本 柔道部誘ってくれてほんまにありがとう。
重松 お前の真面目だけどとち狂ってる所めっちゃ好きやった。
中岡 同じ立ち士としてお互い頑張ったな、お疲れ。
山路 お前が同期におったからハーフ頑張れた、ありがとう。
はい。終わり、じゃないですね。もう1人いますね。そうです。この人です。
寺田さん 僕たちのわがままを聞いて頂いて本当にありがとうございました。いろいろありましたが、最後全て誤解を晴らすことができてよかったと思います。一緒に戦えて嬉しかったです。ありがとうございました。
また繰り返しにはなりますが、東大柔道部の関係者の皆様、本当にありがとうございました。
長かったですが、以上を持ちまして引退ブログとさせていただきます。
最後に、東大柔道部最高!
こんにちは。改めまして、新4年の末広です。
一連の新歓ブログのトップバッターとして、超真面目な新歓ブログ⓪も書いているので、そういう文章を読みたい方はそちらをチェックしてください。
というわけで、ここではあまりお堅くならないように、思いつくままに東大柔道部の魅力と自分のこと、最近の出来事などを書こうと思います。
目次はこんな感じです。
東大柔道部の一日
入部を迷ってる新入生の心に一番響くのは、多分リアルさだと思うので、東大柔道部のリアルな1日を紹介します。
ちなみにこの1日のタイムスケジュールは工学部所属の僕の授業期間のそんなに忙しくない時のものです。
比較対象として、文系の柔道部員のタイムスケジュールも想像で載せておきます。想像なので不確かな部分もありますが、誤差の範囲内です。
僕(理系、3年、授業がある日(つまり毎日))
8:10 - 8:30 起床・家を出てダッシュで大学に向かう
8:30 - 16:40 本郷で授業(1-4限)
17:00 - 18:00 本郷から駒場に移動
18:00 - 20:00 駒場の道場で柔道の稽古
20:00 - 22:00 帰り道で夕食・帰宅
22:00 - 23:30 風呂・家事等
23:30 - 26:30 課題など
26:30 - 就寝
他の部員(文系、n年、授業がある日)
10:00 - 12:30 起床・2限を切る・朝のダラダラ
12:30 - 13:00 昼食
13:00 - 14:45 3限は受講
15:00 - 16:00 学内のジムで筋トレ
17:00 - 18:00 本郷から駒場に移動
18:00 - 20:00 駒場の道場で柔道の稽古
20:00 - 22:00 帰り道で夕食・帰宅
22:00 - 22:30 風呂
22:30 - 23:00 (次の日提出の課題があれば)課題
23:00 - 26:00 YouTube鑑賞
26:00 - 就寝
こうみると、理系も文系も大差ないですね。大きな差があるとすれば、筋トレする時間があるかないかでしょう。筋トレする時間が欲しいならば文系の方がいいかもしれないですね。
東大柔道部のアピールポイントとしては、駒場練が多いということがあると思います。本郷に部室などの本拠地があることが多い運動会系の部活はどうしても本郷でも練習が多くなり、1, 2年生の負担が大きくなる傾向にあります。しかしながら、柔道部は練習の大部分が駒場で行われますし、時間もちょうどいい遅さなので、5限が終わった時間から参加することもできます。そのため、部活のために取りたい授業が制限されるということはないです。4,5限に開講されるおすすめ総合科目もあるので、知りたい人はぜひ柔道部へ遊びに来てください。
古川も載せてましたが、東大柔道部卒の格闘家の1日はこんな感じだそうです。
【VLOG】東大卒格闘家の一日
はちゅカフェ
最近の出来事として、関西組同期とはちゅカフェ(爬虫類カフェ)に行ってきました!言い出してくれたのはOBのAさんなのですが、Aさんは体調を崩してしまい、同期3人で行きました。
入店すると、店員さんが出迎えくださったのですが、見た目?がいかつくてカッコよくて最初ビビりましたが、すごく優しい人でした。しかも上の服に円周率が小数点以下1,000桁ぐらい書いてあって、この服どこで買ったんだろうと気になったのですが、僕が着たらキモいなと思い聞くのをやめました。
僕が爬虫類初心者だったので最初は珍しいものではなくて、有名なフトアゴヒゲトカゲから触れ合うことにしました。O本主将が持っているのがそのフトアゴヒゲトカゲです。
図1. トカゲよりも岡本が可愛いかもしれないと思った写真この子はすごく元気で、いっぱい動いてくれたのですが、興奮してかO本の手の上でうんちをしてしまい、しかも結構強烈な臭いでびっくりしました。僕たち3人は、トイレを覗く趣味はないので、少し戸惑いましたが、すごく可愛かったです。
次に触れ合ったのがヘビでした。ヘビは思ったより筋肉が多くて、力が強かったです。舌をぺろぺろ出してくるのもヘビらしくて可愛くて指舐めの良さに気づいてしまうところでした。
図2. 岡本は引退したらヘビ飼いたいらしいちなみにヘビは鼻で臭いを感じるのではなく、ヤコブソン器官という上顎にある部分で臭いを感じるため、舌を使って空気を口の中に送り込む必要があり、そのため舌をぺろぺろするとのことです。
最後にリクガメの亀取りをしました。課題の亀取りと亀の守りを存分に研究できたいい時間でした。
図3. N岡が不審者みたいだが、それより後ろの西川貴教の主張が強いこんな風に柔道部では先輩も含めて遊びに行ったりもしてます。柔道部が仲が良く、いい雰囲気である証拠でしょう。
久我さん
さて色々と書きましたが、もう一個忘れてはいけない柔道部の魅力を書かしてください。それは柔道部のトレーナーの久我さんの存在です。
久我さんは東大柔道部のトレーナで、部室にかなり定期的に来ていただいき、怪我しがちの東大柔道部の身体のケアをしてくださいます。また、大きな試合には選手と帯同して、プロのテーピングや治療を行ってくれます。七大学の柔道部でトレーナーが帯同してくださるところは東大ぐらいかなと思いますし、ここまで本格的に身体を診てくださるトレーナーがいる部活は東大でも珍しいのではないかと思います。
僕たち柔道部員全員久我さんのことが大好きですごく信頼しており、この前の寝技錬成大会で肩を完全に外してしまった山Gも、肩をはめてもらうのに、久我さんにやってもらいたくて、そこにいた医者?にされるのを拒否していたぐらいです。
もちろん、怪我しないのが一番なのですが、体重無差別の団体戦である七大戦で、最大のパフォーマンスを出せるように、久我さんの完全バックアップの下、日々練習しているのです。
ちなみに久我さんは東大柔道部の関係者の中でほぼ唯一高身長でスリム、しかもイケメンなので、集合写真を見ると一瞬でわかります。
図4. N岡キモいまとめの中で個人的にこれがダントツ
以上、新歓ブログでした。
柔道部に興味を持ってくれた人は、ぜひ新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 まで連絡してください。お待ちしております。
こんにちは。東大柔道部新4年の末広です。
既に東京大学に合格された皆様、大変おめでとうございます!これから2次試験に臨む皆様、心より応援しております。
さて、今この時点で合格通知が来ているということは、僕がかつてそうであったように推薦で合格しているということになるはずです。
やはり推薦生はいい意味でも悪い意味でも稀有な存在です。2次試験を受けていないこともそうですが、一般入試は東大以外に出願していて、推薦で合格していなければ東大に来ることはなかったという人もいるはずです。しかも、東大内外でで推薦の制度を知っている人が少ないため、「推薦」の言葉の響で面倒な思いをすることもあると思います。
ですが、皆さんは単なるテストの点数ではなく、中高時代の実績や、人間性、将来性を評価されて、学部から直々にオファーが来ているという意味で、誇らしく思ってください。このレッテルには当分は十分に浸っていいと思います。
そんな皆さんも、どんな部活やサークルに入るかや何をするかは大きな選択だと思います。コロナの影響もほとんど無くなった今年は、かなり選択肢も増えていると思いますし、皆さんすごく悩むでしょう。そこで、1つアドバイスするとしたら、本当に熱中できることを見つけて、それをし続けてください。勉強でも部活でも何でもいいです。毎日が夏休みみたいにふわふわした生活を送ることが大学生の典型の気もしますが、せっかく推薦で入学した優秀な皆さんの4年間をそんな生活で溶かすのは至極勿体無いです。そんな熱中するものの選択肢の中に東大柔道部が入っているとありがたいです。
東大柔道部は七大戦で勝つことを目標に練習しています。この七大戦は国際ルールの柔道とはかなり異なっていて寝技の占める割合が非常に高く、そのため中学高校やそれ以前で柔道をやっていた人も初心者も最初はほとんど同じようなスタートラインで始めることになります。その中で自分の得意分野を探していき、どのようにして負けずに勝つかを研究し練習する。このように七大柔道はすごく頭を使う競技で、だからこそ東大生の中でも優秀な推薦生にぜひ入ってほしいと思います。
もちろん部活と勉強の両立は大変ですが、柔道部の方針は学問優先なので、授業があれば練習よりそっちを優先してほしいですし、テスト期間は練習が週末だけになるので、本当に意外になんとかなるものです。それに、推薦生だと進振りがないと思うので、部活と勉強の両立はしやすいと思います。
ちなみに少しだけ僕の話をすると、僕は推薦の面接の時に、よほど柔道をやっていた学生が推薦を目指す人の中で少なかったのか、1時間弱の面接のうち体感で15分ぐらい柔道の話をしました。面接が終わった後は柔道推薦に来たのかなという感覚でした。
こんな経験をした人はいないと思いますが、七大柔道は経験者未経験者関係無く十分に活躍できる競技ですので、皆さんが入部して、一緒に七大戦を戦えることを楽しみにしています。
もし興味を持った人がいましたら、新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 まで連絡してください。お待ちしております。
これから新歓ブログ等が続くので、それもぜひ読んでいってください。
こんばんは。3年の末広です。
本日、2022/11/21(月)に我らがデブのホープ山Gに彼女ができたことが判明しました!それを祝って「祝稽古」、いや「禊稽古」が執り行われましたので、ここで報告させていただきます。
ご存じない方もおられると思いますので、山Gの紹介と、彼女ができた経緯を軽く述べさせていただきたいのですが、山Gは麻布高校出身、約170cm90kg、文学部所属のいわゆるデブで、デブはデブでも動けて愛されるデブです。彼は、今年7月頭まで2年以上続いた彼女がおりましたが、七大戦で経て心情や価値観に変化があったのか、その関係の非生産性にようやく気づいて、別れを決断した男であります。
そんな山Gですが、体型に似合わず極度の寂しがり屋で、男女問わず常に誰かにくっついているような生き物であります。特に同期(男)とイチャイチャしている時は見るにたえないのですが、夏も過ぎ、気温も下がってきて人肌が恋しくなる季節になり、男以外の心の拠り所が必要になったのか、マッチングアプリwith を始めました。
そこで複数人とマッチし、そのうち数人と実際会ったらしいですが、その中で、Snさん(以下スズさん)という女性に恋に落ちました。スズさんの詳細は省略させていただきますが、もうすでに社会人で働かれています。山Gは複数回の逢瀬の末、フレンドの身分から見事昇格し、先週15日(火)に交際に至ったとのことです。
写真1. 肩を怪我した時の山Gここで違和感に感じた方、その通りです。主務であられる山Gが、彼女ができたという報告を約1週間も怠っていたのです。まあ、現役部員の声を代弁させていただくと、全体ラインへの連絡という簡単な仕事すら怠っている山Gが報告を怠っていたは、いつものことだと思いたいですが、部員みんなが山Gの恋愛を一定程度応援しているという点や、部員、特に同期は多くの苦楽を共にしている真の仲間だという点を考慮すると、普通に付き合った当日、もしくは翌日には報告することが当たり前だと思うのです。実は中岡には当日に言っていたらしいのですが、そのような差別的な対応は許されるものではないです。
これについて、山Gは、交際に至った先週15日(火)の前後に先輩や同期に柔道でボコボコにされて、メンタルが弱っており、彼女ができたと報告する気持ちになれなかったと供述していますが、そういうのを慰めてもらえる彼女ができたはずなのに、そのようなことを言うのは言い訳がましいと感じたのは僕だけでしょうか?
このような戯言を同期が許すはずもなく、山Gへの尋問が開始されました。主に僕と岡本の理系コンビが(僕たちが勉強している間長電話をしていたという事実への妬みもあって)質問攻めにしていましたが、その間、同期の中でも山Gと特に仲のいい重松は一言も喋らず、大きなショックを受けていたようでした。
尋問の結果、主将の岡本によって本日の練習メニューを山G1人を元立ちとして、岡本、末広、重松、中岡、OKさん、古川の順で30分間ひたすら回していく山Gの禊稽古特別メニューに変更されました。
乱取りの途中、交代の際に一言ずつ山Gに声をかけていったのですが、重松の「俺には言ってくれると思ったのに」は、信頼していた友に裏切られたと言っても過言ではない状況で出た悲しい一言であり、これからの二人の関係を大きく変えそうな予感がしました。終盤、こっちがひどいことをしている気分になり悲しくなりましたが、無事怪我なく30分が終わりました。
写真2. 30分の乱取りを終え力尽きる山Gと最後取れなくて悔しがる末広結果山Gは30分で、岡本3回、末広3回、重松2回、中岡2回、OKさん2回、古川1回ののべ13人と対戦し、最後は死にかけていました。
写真3. みんなに土下座する山G最後山Gは土下座して謝罪していましたが、なぜか拍手と爆笑が起こっていました。これは山Gが愛されているってことですね。
その後、普通に乱取りをしました。練習後岡本主将が、この練習いいなーとか言っていたので、必死に止めましたが、岡本ならやりかねないです。怖い。
山G!1つ言えるとしたら、報告が遅いのは本当によくないぞ!そんなことしてたら主流になれないぞ!
なお、誤解されないように言っとくと、この部活は恋愛禁止ではありません。今の時代、恋愛禁止とか普通に人権侵害です。今回は山Gが報告を怠ったから、こんなことになっただけです。後輩のみんな!いい恋しろよ!
まあこんなこと言っても、彼女がいない僕たちはただただ虚しくなるだけだけど、山Gは愛するスズに慰めてもらえるんよね。なんて不平等な世界なんだ。
PS. スズさん
山Gは女がいると弱くなってしまう傾向にあるのですが、スズさんならきっと大丈夫だと勝手に期待しております。これからどうぞ山Gをよろしくお願いします。