東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

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引退ブログ⑤ 岡本

投稿者: 岡本雄揮  投稿日: 2023年8月14日 21:54

お久しぶりです。引退しました。岡本です。

ついに引退ブログを書く時期になってしまいました。一応書いてはいたのですが同期のみんなが投稿するのを待っていたら、こんな時期になってしまいました。いや嘘です。末広が投稿するまで1文字も書いていませんでした。七徳で育んだ怠惰は僕の筋肉よりも強く逞しくなってくれました。

まず、今まで指導してくださった金野師範、山本コーチ、猪俣コーチ、揉めに揉めましたが最後は僕達の思いを汲んで試合に出てくれた寺田監督、そして常日頃から僕らを支援してくださったOB、OGの皆さん、出稽古を快く受け入れていただいた各所の方々、ありがとうございました。特に、現役が地元東京での試合に完全に集中して臨めたのは七大戦運営に関わった若手のOB,OGの先輩方が、苦労を僕達に見せずに水面下で準備していただいたおかげです。今年からは、僕もOBの一人になりますので、現役の迷惑にならない程度に支援できるよう頑張っていきます。

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何やら振り返れば良いかわかりません。というか、七大戦より前の記憶はほとんどございません。部室に霊媒師を呼んだりして、その記憶を呼び起こそうとしました。以下、その手法です。

i) 霊媒師に目の前で振り子を振ってもらう
これは良くある手法ですね。揺れる振り子を眺めて、催眠状態になった僕から霊媒師に色々と過去のことを聞き出してもらおうと考えました。しかしながら、高校生時代の記憶が蘇り、10周期分の秒数を数えて10で割って、1周期を計り出してしまったので、あえなく中断。

ii)   霊媒師に預言の水晶玉を持ってきてもらい、過去のことを回顧する。
これは、かの有名なノンフィクション映画「ハリーポッター」に出てくる予言の水晶玉を持ってきて、予言を聞き出し、それに関する過去の出来事を思い起こそうと考えました。急に霊媒師が、「名前を言ってはいけない人が今ここに現れるであろーー」と言い出し、倒れてしまいました。その直後に、僕の同期四人が談笑しながら現れました。ここで、過去四人の引退ブログを見返してください。この四人の中で、本名で呼ばれていない人が一人います。四人の名前を思い返してみましょう。重松、中岡、末広、掟破り変態野郎!!←こいつでした。最終決戦が今、始まる!

iii) 精神科の先生に普通に診てもらう。
これが確実でしょう。行こうとしました。立ち止まりました。過去の僕のブログを見てください。僕は一度、警察の方と仲良くなりました。よって、精神科に行くと、牢屋にぶち込まれるかもしれません。やめました。

iv) タイムマシンを作る。
これはさまざまな方法で試しました。
ア)  洗濯機の中に入る。
これは、一部には有名な話かもしれません。洗濯機の中だと、高速に回転してある一定の回転数を超えると、過去に遡れるというものです。残念ながら、窮屈すぎて洗濯機には入れませんでした。
イ)  ワームホールを見つける
ワームホールとは、時空が歪んで、時空上のある一点から別の一点へ瞬時に移動できるというものです。一応、銀河のどこかにはあるのでは、という話らしいですが、残念ながら僕は宇宙飛行士ではありません。あえなく中断。
ウ)  デロリアンに乗る
はい、出ました。言わずと知れた、ノンフィクション映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てくるタイムマシンです。車にフックを取り付けて、落雷の瞬間に電柱と時計台に張った電線に引っ掛ければ良いらしいです。運転免許持ってませんでした。泣。
エ)  メンインブラックIIIに出てくるタイムマシーンを使う。
これも有名ですね。ノンフィクション映画「メン・イン・ブラックIII」に出てくるタイムジャンプマシンです。行きたい過去の時刻に目盛りを合わせて、高所から飛び降りつつスイッチを押し、行きたい時刻と目盛りが揃った時にもう一度スイッチを押すと、タイムスリップできるというものです。高所恐怖症でした。無理です。
オ)光の速さより早く走る
光の速さを超える速さで走ると、時空が歪み、タイムスリップできるというものです。残念ながら、現在の科学では光より早く走る乗り物はありません。よって、自分の足で超えようと試みました。足首怪我してました()

流石の僕でもここまで試して無理なら諦めるしかありません。みなさん、さようなら。

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最後に、茶番に付き合っていただき、ありがとうございます。

流石に、振り返ろうと思います。結果は3位でした。個人としても、チームとしても、悔いの残る結果となりました。七大戦に役割があるとはよくいうことですが、最後の最後に、僕は役割を果たせませんでした。そして、おそらく、そのせいでチームは負けました。改めて、文字にすると、本当に悔しいですね。もっと、前半でリードを作れるようにすべきだったとか色々あるとは思いますが、このチームを率いた主将として、結局僕の力不足だったと思います。ただ、主将としても、選手としても全力は使い切りました。また、チームのみんなは、僕に回ってくるまで皆が役割を果たすべく全力を尽くし、ほぼ理想通りの展開だったと思います。みんな、本当に強くなったし、主将として、物足りないところもあったと思うけど、本当に一年よくついてきてくれました。お疲れ様。

何か色々書きたいこともありますが、茶番で字数を割きすぎました。赤柔にもいっぱい書くと思いますし、後輩に伝えたいことは、練習にもそれなりに顔を出すので、その時に聞いてくれれば嬉しいなって感じです。

本番まで、主将を心折れずに続けてこれたのは、話を聞いてくれる先輩や、失礼でリスペクト溢れる後輩だったり、四者四様に圧をかけてくれた同期のおかげです。特に、同期が練習を頑張っていたから、練習を頑張れたし、主将として求心力がない時も同期に助けてもらいました。末広、重松、中岡、山路、本当にありがとう。

最後に、言い残すことがあれば、勝たなければやはり悔しいです。部活全体は、本当にいい思い出でしたが、最後の七大戦はいい試合ではあっても、いい思い出ではなく、悔しい思い出として残っています。勝つ可能性を上げるためには、新歓して、増量して、練習するしかありません。努力したからと言って、勝てるとは限りません。でも、努力しないと、勝てる可能性は減ります。今の3年以下は今年の七大までで本当に強くなりました。これからも強くなると思います。応援しています。

最後に、引退した老害っぽいことも言えたので、トンズラしようと思います。
みなさん、ありがとうございました!               岡本




引退ブログ④末広

投稿者: 末広多聞  投稿日: 2023年8月11日 02:20

皆様こんにちは。この度引退しました4年の末広です。
これ以上現役に迷惑をかけられないので、そろそろ書きます。

まずは今まで柔道部を支えてくださった指導陣の方々、東大柔道部OBの方々、七大戦関係者の皆様に感謝申し上げます。皆様のご支援とご協力により七大戦で自分たちの力を最大限発揮できたと思います。本当にありがとうございました。特に代の近い先輩方には本当に色々迷惑をおかけしたと思うのですが、それでも気にかけてくださりありがとうございました。

結果はご存知の通り3位でした。全てを出し切ってこの結果なので悔いは全くありません。嘘です。悔しいです。めっちゃ悔しいです。


これで終わってもいいのでしょうが、流石に短いなと思ってしまったので、最近あった話でもしましょう。

現役は知ってると思いますが、肩の手術をしました。去年の夏練の始めに初めて肩が抜けて、そこからはずっとサポーターをつけて柔道をしていたのですが、最後はもうボロボロでした。将来子どもとキャッチボールをするためにもちゃんと治さないとと思い、手術することにしました。怪我の名前は「反復性右肩関節脱臼」で、手術の名前は「関節鏡下肩関節唇形成術」です。術後すぐはブロック注射の効果で右腕の感覚が全く無く痛みもそれほど強くはなかったのですが、退院して麻酔も切れるとまさに地獄でした。唯一の救いは同じ病院で同じ手術をした後輩が2人もいて、痛みを緩和する方法を教えてくれたことです。これによって大分と楽に過ごせたと思います。河本齋木ありがとう。

これで晴れて激痛から解放されたと思ってたところなんと人生で初めて胃腸炎になりました。しかも偏頭痛も来るという大三元で、文字通り死にかけていました。引退した後のこの3連単なので苦尽甘来ならぬ苦尽大苦来でした。そこで肩の手術後に偏頭痛と胃腸炎になった人あるある何個か載せておきます。
・腹と肩と頭が痛くて気張れないからトイレが異常に長くなる
・しかしトイレに篭っても「ぴゅっ」ぐらいしか出ない
・上半身を少し上げて寝ると全部に症状を緩和できる
ちなみにこの1週間でさらに体重を減らしてしまい、一時は78kgにまで下がってしまいました。試合の時は88kgだったので1ヶ月で10kgと本当に効率のいい減量です。
以上まじでどうでもいい近況報告でした。

さて一応引退ブログなので、同期とか後輩にメッセージとかいうエモエモコーナーやっときます。(掟破り変態野郎が1番最初に全部書くからみんなやりにくくなってるやろうが!後の人間のこと考えられへんのか!まじで最後まで使えへんな!)僕は諸事情でこれからみんなと会える回数があまりないので、この場を借りて書かせてもらいます。

1年
みんな柔道部入ってくれてほんまにありがとう。ほんまは飯とか行ってみんなとの時間を増やしたかったけど、お前らだけで十分楽しそうで僕らみたいな老人の入る幕はなかったわ。これからも仲良く切磋琢磨してくれ。(1人ずつ書こうと思ったけど多すぎて無理やった。すまん。)

2年
小柳 戻ってきてくれてありがとう。ほんまに東大生か?って思う時も少なく無いけど、お前おるだけで練習中の雰囲気が良くなるのお前の才能やから、芸人なるのも視野に入れていいと思う。

齋木 プレイスタイル似てるし肩も怪我してるって理由で色々口出したりしたな。口出しされてどんな気持ちになるかは僕とか中岡が1番わかってんねんけど、やっぱりポテンシャルあるからほっとかれへんかったわ。これから自分の良さを活かせる柔道を研究してくれ。

なおや ここ1年で1番強くなったんがお前やと僕は思ってる。その分頑張って食って筋トレして練習して研究してるのもわかるし、ほんまに偉い。今回悔しかった試合もあったけど、それバネにして強くなってくれ!来年以降期待してるで。

広羽 入部当初はあまりにもパワー差がありすぎてどう練習すれば広羽が強くなるかわからんかったけど気づいたらめっちゃ強くなってたな。けどもっと強くなれる。あとこれは広羽だけじゃなくて理系の2年全員に言えるけど、学科決まったら友達いっぱい作りや。これから実験とかで忙しくなるけど、そういう時に頼りにできる友達おったら途中で抜けて練習参加しやすくなるから。

メリッサ メリッサは僕の中では1番勉強してるイメージやった。多分僕より勉強してるんちゃうかなって思ってる。柔道と勉強両立すんのってまじで大変やし1番僕がわかってるけど、諦めずにやり続けてくれな。応援してるで。

世銀 かっこいいし英語上手いしスタイルいいしほんまに羨ましい。柔道もどんどん強くなってるな。今年は試合出れんくて悔しかったと思うけど、努力は裏切らないからもっともっと体重増やして力つけて強くなろ!応援してるで。

3年
河本 お前も肩とか色々怪我してから大変やったよな。脱臼した時の痛みがわかるもの同士肩に負担かかりにくい技共有したりしたな。プレイスタイル完全に変えて、なんもわからんとこから再スタートやったと思うけど、先輩としてちゃんと教えれたかな。いい先輩やったとは全く思わんけど。最後言うとしたら、七大戦良かったと思うで。これから1年、とりあえずリハビリからで大変やけど頑張ってくれよ。

堂下 気づいたら堂下主将やな。見る見るうちに亀固くなって強くなって、ほんまにすごい。少なくとも去年の僕より絶対強い。それでいてあんな馬鹿みたいな授業数を受けてんねんからもっとすごいよ。お前が主将で大丈夫かって言ってくる人もおるけど、なんだかんだみんなお前のこと好きやし頼りにしてるからなんも気にせんで大丈夫やで。知らんけど。あと引退する前からずっと言ってるけど、お前はかわいい。自信持て。

古川 最初は白帯のめっちゃちっさいおっさんやな思ってたけど、それが今ではゴブリンにまで成長して感慨深いわ。文章のセンスも皮肉のセンスも柔道部一で、毎日笑わせてもらった。お前は社会に出すのがもったいない逸材やから、普通に養ってあげたい。そのために頑張るわ。堂下のポケモントレーナーも主務も後輩のお世話も大変やろうけど、お前の授業のしんどさ足してもギリ堂下の授業のしんどさに達してないと思うから頑張ってくれ。目指せ大ゴブリン。

同期(めっちゃ恥ずかしいから一言ずつだけ)
岡本 柔道部誘ってくれてほんまにありがとう。
重松 お前の真面目だけどとち狂ってる所めっちゃ好きやった。
中岡 同じ立ち士としてお互い頑張ったな、お疲れ。
山路 お前が同期におったからハーフ頑張れた、ありがとう。


はい。終わり、じゃないですね。もう1人いますね。そうです。この人です。
寺田さん 僕たちのわがままを聞いて頂いて本当にありがとうございました。いろいろありましたが、最後全て誤解を晴らすことができてよかったと思います。一緒に戦えて嬉しかったです。ありがとうございました。

また繰り返しにはなりますが、東大柔道部の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

長かったですが、以上を持ちまして引退ブログとさせていただきます。

最後に、東大柔道部最高!




引退ブログ③中岡

投稿者: 中岡敬登  投稿日: 2023年8月4日 15:03

皆さんこんにちは、4年の中岡です。

先日の七大戦で引退しました。

まずは我々の代を支えてくださった師範・監督・コーチやそのほかOBや七大戦関係者の方々、先輩方や後輩にお礼申し上げます。ありがとうございました。たくさんの人たちのご支援のもとで、楽しく有意義な柔道部生活が送れたと思います。

前々回(去年掟を破ってしまった)山路くんがくそ真面目にややエモめな文章を書きくさったおかげで、妙なハードルが出来てしまったと感じております。また禊稽古されちまえ。

楽しい柔道部生活でした。あまりそれ以上のことは語れません。いや語り始めたらきりがないと言った方が正しく、試合の結果だとか自分の技術体系だとか柔道部の今後だとかたくさんありますが、ごちゃごちゃ言うとごちゃごちゃした文章になりそうなので、そういうのは赤柔でやります。あと柔道部生活で学んだことですが、自分は割と気まぐれな方なので、今ここに書いたことも近いうちにやっぱそんなことなかったわってなりそうなので書かないです。ただ楽しかったことだけは揺るがないと思います。

これからも練習には顔を出すので、後輩へのメッセージはその辺で適当に伝えます。一応(去年掟破)にならって書いたんですがとんでもない文章量になったので割愛します。

最後に同期に、皆お疲れ様と言いたいです。僕は柔道に対してかなり真面目だと思っていましたが、同期は全員僕より真面目でした。定期戦や錬成大会で結果が出なくても頑張り続けた故の、七大戦での幹部代の活躍だったと思います。彼らと同期として戦えたことは誇りです。とくに岡本。岡本は今のチームで行ける最高到達点まで連れて行ってくれたと思います。期待に応えられなくて申し訳ない。でも岡本が俺に色々求めてくれるのは嬉しかった。本当にお疲れ様。

良い柔道部生活でした。他に言うことはありません。以上、中岡でした。




引退ブログ②重松

投稿者: 重松明芸  投稿日: 2023年7月28日 15:10

こんにちは、4年の重松です。引退ブログを書きます。お世話になった人に感謝を伝えたいです。

先輩方、僕を育ててくださりありがとうございました。僕は入部時は体が小さい上に柔道も特に光るものがなく、弱っちかったと思いますが、先輩方のおかげで成長できました。引退直前でも先輩方を乱取りで取ることはなかなかできなくて、もっと強くなりたかったという思いはありますが、入部時の自分と比べたら何倍、何十倍も強くなったと胸を張って言えます。また、七大戦の準備や当日の運営をしてくださり、ありがとうございました。現役が知らないうちに全ての準備が進んでいて、僕たちは試合に完全に集中できました。本当に感謝しています。

同期のみんなも、ありがとうございました。この代で良かったと心から思っています。特に岡本、主将お疲れ様でした。岡本は優柔不断で主将らしくないと皆でいじっていたけど、内心では岡本にしか主将は務まらないと思っていました。普段は口下手なのに大事なところではカッコいいことを言うし、七大戦2日間の試合もカッコ良かったです。何より一番言いたいのは、僕はあなたのストイックさにとても刺激を受けました。自分は高校の時は同期の中で結構頑張り屋さんな方だったけど、大学で岡本に会ってこれには勝てないなと思いました。自分は岡本には及ばないけど、岡本のおかげで自分もできるだけ柔術に行こうと思ったり、頑張れました。ありがとう。

後輩のみんなも、ありがとうございました。後輩のみんながいたから柔道部という場所が僕はとても楽しかったし、もっと好きになれました。七大戦では、みんな頼もしい試合をしていて今後が楽しみになりました。これから辛いこともあると思うけれど、頑張ってください。心から応援しています。体を動かしたいときは部活に顔を出そうと思うので、相手してやってください。

寺田監督、山本コーチ、猪俣さん、成長を支えてくださり感謝しています。本当に貴重な経験ができました。ありがとうございました。

ここに書けなかった人も含めて、たくさんの人のおかげで柔道をやりきれました。感謝してもしきれません。引退まで僕がしてもらった分かそれ以上に、これからの柔道部に還元したいという気持ちです。ありがとうございました。




引退ブログ①山路

投稿者: 山路琉月  投稿日: 2023年7月16日 00:14

お久しぶりです。4年の山路です。実はこの新ブログの創設者でもあります。仮に僕の文章がおもんなかったとしても、他の名文が誕生すればそれは僕の功績でもあります。後輩諸君は尊敬して下さい。普通に。

そんな僕ですが、引退するので、これが最後のご挨拶になります。お世話になった先輩方、同期、後輩、みんな大好きです。なるべく短めにするよう善処しますが、思い残しのない様ごちゃごちゃと書くつもりなのでよろしくお願いします。

本編前にとりあえずの近況報告ですが、先日岡本の紹介で、パラエストラ池袋さんに出稽古させていただきました。

ありがとうございました。

噂に負けず劣らずの素晴らしい道場でした。

引退ブログと一緒にして良いか諸説ありますが、暇を持て余した引退後のOBの生態の一例として読み飛ばして下さい。

以下、手短にその日の体験記です。


その日は池袋に用事があったこと、その日練習予定だった岡本、古川の2人に誘われたこと、何より練習後小笠原さんと銭湯に行けるチャンスだったこと(とても柔道部って感じがしてよい)の3点で、直前に決心しました。

道場の方々はとても快く練習してくださいました。

みなさんとても強く、自分も10分スパーに不慣れなせいか、ペース配分を間違え汗がとんでもない量になりました。

気づくと僕は道場主の方に10分間、ハーフに入っては5秒でマウントを取られ続けていました。

死にたいと思っても死ねない(極めてくれない)ので、そのうち考えるのをやめました。

その後戦意を喪失した僕は無気力にボーっとするだけの塊と化し、心配した道場の方にお水を一本いただきました。ありがとうございました。

スパー中、頭上からはずっと笑い声が聞こえていた気もしますが、蒸し風呂空間で汗をかきまくり意識が朦朧としていたデブの記憶なので当てにはならないと思います。

唯一覚えている事といえば、とある方が某KO大のS○Cについて、どういう訳か「環境○報学部!環境情○学部!」と連呼しながらパスを繰り返しており、俺の両親共にイジられてて草だなと思ったことくらいです。

フラフラでしたが、小笠原さんと銭湯!といういかにも柔道部っぽいイベントを支えに頑張った僕は、念願を叶えるため巣鴨湯に向かいました。

終電を逃しそうでしたが、こういう時くらいしゃーないといつもよりフッ軽でした。

道中でチャリを漕ぐ小笠原さんに遭遇し、「のぼせたから先帰るわ」というありがたいお言葉をいただきました。

今度こそ一緒に行きましょう。

結局なんだかんだで銭湯を楽しみました。

ちなみにその夜は、オムライス、水1L、スポドリ1L、ウィダー一本、風呂上がりにまたスポドリ1Lを飲みました。

体重は93.4kg→91.2kgでした。

フッ軽だったのは気持ち以上に、実際に痩せていたからだったんですね。

僕のダイエットは前途洋々です。

4年は何故か岡本を奇人へ魔改造した?この修羅の国に一度顔を出すというイベントが定着しそうということで、古川が嬉しそうでした。

残すは中岡、君にきめた!


さて、本編に入ります。

七大戦が終わり、僕たち4年の東大柔道部人生が終わりを告げました。

練習だけでなく、運営に携わり、舞台を整えて下さったOBの方々、本当にありがとうございました。

チーム全員が、やれることを全て出し切ったと思います。

ハーフガードや金次郎を信じて続けた成果が結果に現れ、お世話になった先輩らにも少しは恩返しできたかなと安心した気持ちもあります。

とはいえ、結果的には昨年同様3位です。悲願である優勝の2文字が一瞬でも見えただけに、悔しい気持ちもたくさんあって、清々しいけど悔しくて、行き場の無い寂しさでずっと脱力した感じです。

うまく言語化できなくてごめんなさい。

一緒に戦ってくれた後輩にもなんか言いたいです。

こういう機会に書かねば伝えるタイミングがない気もするし、なるべく短めにするので付き合ってくれ。

まず1年。

たくさん入部してくれて、謎ルールの僕らの練習について来てくれて、本当にありがとう。試合出た子らは、一年目から七大ルールであんなに活躍できるのはやばいよ。今年はチャンスがなかった子達も、熱い想いのあるやつ、センス溢れるやつばかりでキラキラしてるね。七大を経て、東大柔道部のことがもっと好きになってもらえてたら嬉しいな。

同期を大事に、お互い高め合っていけば必ずもっともっとやばくなるから頑張れ!

2年。

斎木尚哉広羽だけになったときはヒヤヒヤしたけど、留学組の世銀メリッサと小柳の復活で激ヤバな代になったね。

みんなまだ2回七大あるのに、世銀は気づいたらマッチョだし、メリッサは運動センスもワードセンスも抜群だし、小柳はアホだし、ポテンシャルすごいと思う。

留学生コンビ、メリッサの明るさにはしんどい練習の時でも癒されたし、世銀は色々試行錯誤しながら頑張ってるの知ってるからマジで応援してるぞ。

小柳は戻って来てくれて心底嬉しかった。勉強と自分磨きに加えて、柔道でもこれから大暴れしてくれ。

広羽は悔しかったろうけど、来年の糧になるはずだから頑張れよ。死ぬほど強くなってるから自信持って!

尚哉は試合になるとすっかり戦う顔になってて、成長感じて北大戦は本当に頼もしかった。

終わって帰って来た後に「怖かった~」って脱力してたの見て、まだ俺の番あるのになんか泣きそうになったわ。

今後は負担もっと増えてストレスかもしれないけど、中間管理職向きのお前なら大丈夫。髪以外は。

デブは、まず今までこんなに長いこと一緒に柔道してくれてありがとう。

それだけで本当に嬉しいし、今年はしんどい試合が多かったけど、よく頑張ったよほんとに。

お前の66kg級だった中学の頃知ってる山路兄も、見違えたねって言ってた。色んな意味で。

立技しないからお前の手本になってやれなくて申し訳ないけど、お前なりの勝ち方を見つけて最強デブになってくれ。

尚哉には迷惑かけるなよ。色んな意味で。

尚哉斎木は特に2人で少ない幹部代を支えてやってくれ。

3年。

まずは3人しかいなくて、お前らの同期あんま増やしてやれなくてごめん。

新歓はダルダルダルだけど、今チームええ感じやねんなのも今年の新歓あってこそだから、頑張って指揮してやってくれ。

河本はハーフと立技のバランスむずいかもしれんけど、頑張れ。ハーフは俺が知ってることはなんでも教えるつもりだからなんでも聞いていいし、後輩にも得意の笑顔で優しく伝えていってくれると嬉しいな。来年お前が立って寝て両方活躍して優勝するの楽しみにしてるよ。

古川、白帯始めのヒョロガリだったのに、いつの間にか亀取り全然取れなくなって、マジで悔しかったわ。ほんとに。後輩なのに同期?同い年?くらいの面構えと熱いリスペクトでいつも俺を追い込んでくれてありがとう。おかげで技術だけじゃなく心も強くなった気がするわ。

今後も勝手に強くなっていくだろうけど、技術面でも主務でも、相談乗れることあれば何でも話してくれ。

堂下、主将だね。

実力的に今の4年と大差ないし、来年もっと強くなるよ。主将としてのあれこれは色々大変だろうけど、お前の鋼メンタルなら大丈夫。ちょっとだけ心配なコミュニケーションの部分は、古川がお前の翻訳機として頑張ってくれるでしょう。

来年の七大は頼んだ!

同期の分は、言いたい事山ほどあるけども、みんな仲良いしどうせ卒業までにいっぱい会うだろうし、赤柔あたりのネタもとっときたいので控えようかなと思います。

ただし岡本、テメーはだめだ。

俺がここまで強くなれたのも、最後まで優勝を夢見られたのも、全部お前と同期になれたからだと思う。

今までチームを引っ張ってくれてありがとう。

ゆっくり休んでね。

あと服買いに行こうね。落ち着いたら。

これで引退ブログの「オチもついた」かな!お後がよろしいようで。



近況報告

投稿者: 齋木有悟  投稿日: 2023年6月20日 18:47

みなさんお久しぶりです。2年になりました、齋木です。S1タームで基礎実験と物性科学が終わり、無事どちらも単位を取れたのでかなり時間に余裕のある生活を送っています。

さて、ブログの期間が空きすぎということで僕が指名されたわけですが、最後のブログを見たら岡本さんがそれはもう大爆発してました。もしかしたら東大柔道部に興味を持ったのに初めて読んだブログがあれだったせいで入部を諦めた新入生がいるかもしれないなぁと思ったりしました。日常会話からあんなノリだからコミュ障とか言われるんでしょう。

それはさておき、4月から新入生が入り、色々なイベントがありました。5/28には東京学生柔道大会がありました。東大は一回戦で東海大に0-7、敗者復活戦も大東文化大に岡本さんが一矢報いるも1-5と悔しい結果に終わりました。自分も東海相手に1発何かやってやろうと思っていたのにファーストアタックで吹っ飛ばされてしまい、悔しがる余地すらありませんでした。大学柔道というのはかくも厳しい世界なわけですが、その中でも少しでも強くなりたいところです。

6/4には赤門総会がありました。毎年恒例のOB戦では赤柔の発送が遅れてOBが集まらなかったせいかなんと現役が岡本さんを残して勝負を終わらせるという歴史に残る大勝利を収めました。僕も理想とは程遠いですがどうにか引き分け、勝ちに貢献できたのではないかと思います。この勢いで七大戦に乗り込みたいところです。

七大戦本番まであと2週間となり、追い込みも佳境に差し掛かっています。このまま最後まで走り抜けたいと思いますので、皆様ご応援を何卒よろしくお願いします。



ブログ書かなくてご〜め〜ん

投稿者: 岡本雄揮  投稿日: 2023年6月19日 21:40

 お久しぶりです。岡本です。何かブログの更新が止まっていましたね。部員のみんなは、タイムマシンの中ででも練習していたのでしょうか。残念ながら、僕も4/1にエイプリルフールブログを書いてからの記憶が全くありません。記憶がないはずなのに、部員の数が1.5倍以上になっていました。嬉しいですが、謎です。というわけで、ここまで部員が増えた謎を紐解いていこうと思います。

45億4000万年前 - 地球誕生。

38億年前 - 真正細菌(バクテリア)と古細菌(アーキア)の出現。

32億年前 - 光合成をする生物が現れる。

27億年前 - シアノバクテリアが大量発生。

6億5000万年前 - マリノアン氷河時代、全球凍結

6億 - 5億5000万年前 - エディアカラ生物群爆誕

4億3000万年前頃 - 生物の大量絶滅(オルドビス紀末)

4億2000万年前 - 植物の上陸

4億年前 - 節足動物上陸

3億6000万年前 - 生物の大量絶滅(デボン紀末)、脊椎動物の上陸

3億年前 - 昆虫拡大(石炭紀)、爬虫類出現

2億5000万年前 - 生物大量絶滅
        爬虫類から双弓類を経て恐竜の出現(中生代)

2億2000万年前 - 生物の大量絶滅(三畳紀末)

6550万年前 - 生物の大量絶滅(白亜紀末)。この頃、恐竜が絶滅。
       霊長類の出現。

700万年前 - 猿人の出現。二足歩行の開始。

370万年前 - 最古の人類の出現。

20万年前 - ホモ・サピエンス(現在のヒト)の出現。

10万年前 - ホモ・サピエンスがアフリカを出て、世界各国に拡大。

21年前 - 岡本爆誕

3年前 - 岡本東大柔道部入部

約3ヶ月前 - 新歓ブログが書き終わる

現在

というわけで、部員が増えた理由がお分かりになっていただけたのではないでしょうか。

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 何にせよ、ブログを書くのを忘れるほど、部員は七大戦に向けて集中し、稽古を進めています。日頃より支援していただいてる先輩方や関係者の皆様に感謝を忘れることなく、50年ぶりに地元東京での優勝を果たすべく部員一同練習に励んでいます。引き続き、応援よろしくお願いいたします。

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 話がまたもや変わりますが、先週の月曜日に山本コーチの紹介で、本郷練にMMAファイターの中村K太郎選手に来ていただきました。その日に練習に参加した部員全員と乱取りしていただき、また練習後の質疑応答でも丁寧に答えていただき、ありがとうございました!







【東大柔道部新歓ブログ11】

投稿者: 岡本雄揮  投稿日: 2023年3月31日 00:44

 お久しぶりです!新四年の岡本です。錬成大会が終わり、春練も終わり、テント列も終わったということで、Sセメが近づいてきました。おそらくこのブログは全侵入生が読んでくれているはずなので、面白い人生を歩んでいるわけでもない僕がブログを書いても良いか迷ったのですが、新入生のために一服脱いでブログを書こうと思います!

 そう言えば、去年の首相ではなく主将は全部員(一名除く)の新歓ブログを講評するという新歓ブログを書いていたので、僕も今年は部員みんなのブログを読んでみました!みなさんも読んでない方は一旦全て読んでからまた戻ってみてください!
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みなさん、もう入る気になったのではないでしょうか?全て面白いですね!

 そう言えば、僕と爬虫類カフェに行ってくれた末広は日本国籍ではありません。正真正銘のサモア人です。一応、国籍は日本ということになっていますが、彼の並外れた頭脳がなせるハッキング技術で、マイナンバーカードを書き換えたらしいです。僕が彼と初めて会ったその前日まで、彼は鯨と泳ぎを競い、イノシシと相撲をしていたらしいです。急に思い立って、海を立ち幅跳びで飛び越えてやってきたと言っていました。ちなみに、会うその日までサモア語しか喋らなかったらしいですが、日本に着いたその瞬間に日本語を喋っていたそうです。そんな天才末広ですが、この前究極の叡智にたどり着いていました。スペシウム光線が出せるようになりました。七大戦での秘密兵器となるでしょう。ちなみに、侵入生のバルタン星人を連れてきてくれるらしいので、新歓練習の時に僕の腕が鳴りますね!電気玉とかめはめ波の合わせ技が飛び出してしまうかもしれません。東大柔道部員は大丈夫ですが、全人類の皆様におかれましては警戒をよろしくお願いいたします。

 外国籍といえば、中国出身のメリッサですが、メリッサという名前通りアジアンカンフーを使いこなして、これまた人類の極地に辿り着いていました。右腕全体を鋼にしてしまったようです。何かどこかで聞いたことある設定ですが、気のせいでしょう。彼女はスポーツマスターなので、右腕をどんな素材にもできるようです。この前は、右腕から鶏肉を錬成して、サラダチキンを作ってくれました。みんな筋肉ムキムキになりつつあってすごく助かっています。メリッサいつもありがとう!変な違法行為だけはしないでほしいですね!

 まあ、そもそも地球生まれでない奴もいましたね。重松は埼玉県出身だとのたまっているのですが、埼玉県なんてものはこの世に存在しません。彼は一体何を言っているのでしょうか。魔界からきたのをおそらく隠しているのでしょう。魔界から来ていなければ、知りもしない男1、女4の五人組を追跡するようなことはしないはずです。その5人組は、魔界から来たコナンに出てくるよりも凶悪な黒の組織らしいです。悪さをしないように魔界から派遣され、監視行動を今日も続けているようです。がんばれ重松!

 僕、岡本もこの前、頭頂部からカッターナイフを出すことに成功しました。ついでに、ハサミも出すことができて、喜んで自転車に乗って遊んでいたのですが、ついに警察に補導されました、、、泣。

 現在、柔道部にはこのような面白い部員がまだまだたくさんいます!是非、侵入生の皆さん、柔道部に入って、僕たちと心臓バクバク冷や汗ダラダラの理想的なキャンパスライフを送りましょう!それでは、柔道場でお会いしましょう!

 以上、異常な主将が書いた新歓ブログでした。一つも事実は書いていないはずなのでご容赦ください。柔道部に興味を持ってくれた人は、ぜひ新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 まで連絡してください。お待ちしております。



【東大柔道部新歓ブログ⑩】

投稿者: 重松明芸  投稿日: 2023年3月24日 21:02

 こんにちは、新4年生の重松です。錬成大会の報告ブログと新歓ブログを兼ねたものを書こうと思います。

 まず、錬成大会の報告です。といっても錬成大会とは?という方がほとんどだと思うので説明します。僕たち東京大学柔道部は、七大戦での優勝を目標としています。七大戦は北海道・東北・東京・名古屋・大阪・京都・九州の七大学が団体戦で優勝を争う大会で、毎年7月に行われます。寝技錬成大会は、毎年3月に行われる練習試合・練習会です。上記7大学が七大戦以外で唯一揃う機会であり、7月の本番に向けた前哨戦として全大学気合を入れて臨みます。
 結果ですが、東京大学男子は名古屋・京都・九州に勝利、東北・大阪に引き分け、北海道に負けという結果になりました。続いて女子は京都に勝利、北海道・九州に負けという結果でした。チームとしても個人としても多くの成果と課題があり、これを受けて七大戦に向け残り3ヶ月頑張ろうと思える良い3日間になったと思います。

 錬成大会は京都で行われたのですが、今回は各々東京に帰ったり、関西の実家に帰ったり、#年上彼女とデートしたりなどと別行動で、みんな揃っての京都観光は行われませんでした(泣)。ただいつも遠征のときは、せっかく部から交通費が支給されて遠くまで来ているんだからということで皆で観光をします。上記7大学を見てもらうと分かる通り、遠征先は観光地ばかりです。東大柔道部での楽しかった思い出として遠征先での観光を挙げる部員が多くいますし、また過去のブログは消えてしまったので、今までの旅行記を振り返ろうと思います!

 大阪

通天閣
格言
大阪城
難問

 自分が2年生の12月に、大阪に行きました。コロナの影響で、自分の代はこれが初の遠征でした。練習が終わった日の夜は、お好み焼きをお腹いっぱい食べた後で、通天閣に行ったり、セクシなお姉さんが手を振ってくれる道をお散歩したりしました。2枚目の写真はお散歩コースにあった格言です。はやく僕も#年上彼女を幸せにできるような一人前の男に成りたいです。翌日のオフは大阪城に行きました。最上階で高所恐怖症の岡本がおしっこを漏らしていました。最後の写真は最上階にあった謎解き問題なのですが、1年以上かけても答えがわかりません。分かった人は東大柔道部に教えに来てください。

北海道

味噌バターコーンラーメン
ジン・ジン・ジンギスカン
悪魔的な美味さの海鮮丼
小樽はとても良い観光地だった!

 3年生の5月には、北海道に行きました。自分にとってこれが人生の観光ベスト1と言えるほど楽しかったです!味噌ラーメン、お寿司、ジンギスカンなど食べ物が全て美味しかったです。海鮮丼を食べる古川の顔を見ていただければその美味しさは一目瞭然だと思います。また遠征中に誕生日を迎えた前主将の小笠原さんを祝うべく、ホテルの部屋に突撃してサプライズをしたことも良い思い出です!小笠原さんがセクシな格好をしていたのでその写真は載せられないのですが、東大柔道部がお互いの誕生日を祝う温かいチームであることを表す良いエピソードです。自分には誕生日があるぞという人は東大柔道部に来てください!

仙台

牛タン
牛タンの美味しさを表現する岡本

 7月には七大戦があり、仙台へ行きました。牛タンおいしかった。

京都

平等院鳳凰堂からブンブンハロー
抹茶で気分はチャ・チャ・チャ #フースーヤ

 9月には京都に行きました。僕はこの京都遠征には苦い思い出があります。練習翌日の朝、観光に行くぞとホテルを出ようとしたのですが、僕の財布がありません。結局見つからず、みんなにお金を借りながら観光しました。自分は肩を落として東京に帰ったのですが、ちょうど東京に着いたタイミングで京都警察から電話がありました!財布が路上で見つかったとのことで、後日郵送してもらいました。噂には聞いておりましたが、日本はやはりすごいです。このように財布を落としてしまった僕ですが、会計として部の通帳とクレジットカードを持ち歩いています。拾った人は東大柔道部の部室に届けに来てください。

 以上、旅行記振り返りでした。普通に遊びに行くのも良いですが、柔道を頑張ったご褒美としての旅行は格別です。僕たちと素敵な思い出をたくさん作りましょう!新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 にてお気軽に声をお掛けください。部員一同心からお待ちしております。




【東大柔道部新歓ブログ⑨】

投稿者: 末広多聞  投稿日: 2023年3月19日 15:00

こんにちは。改めまして、新4年の末広です。

一連の新歓ブログのトップバッターとして、超真面目な新歓ブログ⓪も書いているので、そういう文章を読みたい方はそちらをチェックしてください。
というわけで、ここではあまりお堅くならないように、思いつくままに東大柔道部の魅力と自分のこと、最近の出来事などを書こうと思います。

目次はこんな感じです。

東大柔道部の一日

入部を迷ってる新入生の心に一番響くのは、多分リアルさだと思うので、東大柔道部のリアルな1日を紹介します。

ちなみにこの1日のタイムスケジュールは工学部所属の僕の授業期間のそんなに忙しくない時のものです。

比較対象として、文系の柔道部員のタイムスケジュールも想像で載せておきます。想像なので不確かな部分もありますが、誤差の範囲内です。

僕(理系、3年、授業がある日(つまり毎日))
  8:10 -   8:30   起床・家を出てダッシュで大学に向かう
  8:30 - 16:40  本郷で授業(1-4限)
17:00 - 18:00   本郷から駒場に移動
18:00 - 20:00   駒場の道場で柔道の稽古
20:00 - 22:00   帰り道で夕食・帰宅
22:00 - 23:30   風呂・家事等
23:30 - 26:30   課題など
26:30 -              就寝

他の部員(文系、n年、授業がある日)
10:00 - 12:30   起床・2限を切る・朝のダラダラ
12:30 - 13:00   昼食
13:00 - 14:45   3限は受講
15:00 - 16:00   学内のジムで筋トレ
17:00 - 18:00   本郷から駒場に移動
18:00 - 20:00   駒場の道場で柔道の稽古
20:00 - 22:00   帰り道で夕食・帰宅
22:00 - 22:30   風呂
22:30 - 23:00   (次の日提出の課題があれば)課題
23:00 - 26:00   YouTube鑑賞
26:00 -              就寝

こうみると、理系も文系も大差ないですね。大きな差があるとすれば、筋トレする時間があるかないかでしょう。筋トレする時間が欲しいならば文系の方がいいかもしれないですね。

東大柔道部のアピールポイントとしては、駒場練が多いということがあると思います。本郷に部室などの本拠地があることが多い運動会系の部活はどうしても本郷でも練習が多くなり、1, 2年生の負担が大きくなる傾向にあります。しかしながら、柔道部は練習の大部分が駒場で行われますし、時間もちょうどいい遅さなので、5限が終わった時間から参加することもできます。そのため、部活のために取りたい授業が制限されるということはないです。4,5限に開講されるおすすめ総合科目もあるので、知りたい人はぜひ柔道部へ遊びに来てください。

古川も載せてましたが、東大柔道部卒の格闘家の1日はこんな感じだそうです。
【VLOG】東大卒格闘家の一日


はちゅカフェ

最近の出来事として、関西組同期とはちゅカフェ(爬虫類カフェ)に行ってきました!言い出してくれたのはOBのAさんなのですが、Aさんは体調を崩してしまい、同期3人で行きました。

入店すると、店員さんが出迎えくださったのですが、見た目?がいかつくてカッコよくて最初ビビりましたが、すごく優しい人でした。しかも上の服に円周率が小数点以下1,000桁ぐらい書いてあって、この服どこで買ったんだろうと気になったのですが、僕が着たらキモいなと思い聞くのをやめました。

僕が爬虫類初心者だったので最初は珍しいものではなくて、有名なフトアゴヒゲトカゲから触れ合うことにしました。O本主将が持っているのがそのフトアゴヒゲトカゲです。

図1. トカゲよりも岡本が可愛いかもしれないと思った写真

この子はすごく元気で、いっぱい動いてくれたのですが、興奮してかO本の手の上でうんちをしてしまい、しかも結構強烈な臭いでびっくりしました。僕たち3人は、トイレを覗く趣味はないので、少し戸惑いましたが、すごく可愛かったです。

次に触れ合ったのがヘビでした。ヘビは思ったより筋肉が多くて、力が強かったです。舌をぺろぺろ出してくるのもヘビらしくて可愛くて指舐めの良さに気づいてしまうところでした。

図2. 岡本は引退したらヘビ飼いたいらしい

ちなみにヘビは鼻で臭いを感じるのではなく、ヤコブソン器官という上顎にある部分で臭いを感じるため、舌を使って空気を口の中に送り込む必要があり、そのため舌をぺろぺろするとのことです。

最後にリクガメの亀取りをしました。課題の亀取りと亀の守りを存分に研究できたいい時間でした。

図3. N岡が不審者みたいだが、それより後ろの西川貴教の主張が強い

こんな風に柔道部では先輩も含めて遊びに行ったりもしてます。柔道部が仲が良く、いい雰囲気である証拠でしょう。


久我さん

さて色々と書きましたが、もう一個忘れてはいけない柔道部の魅力を書かしてください。それは柔道部のトレーナーの久我さんの存在です。

久我さんは東大柔道部のトレーナで、部室にかなり定期的に来ていただいき、怪我しがちの東大柔道部の身体のケアをしてくださいます。また、大きな試合には選手と帯同して、プロのテーピングや治療を行ってくれます。七大学の柔道部でトレーナーが帯同してくださるところは東大ぐらいかなと思いますし、ここまで本格的に身体を診てくださるトレーナーがいる部活は東大でも珍しいのではないかと思います。

僕たち柔道部員全員久我さんのことが大好きですごく信頼しており、この前の寝技錬成大会で肩を完全に外してしまった山Gも、肩をはめてもらうのに、久我さんにやってもらいたくて、そこにいた医者?にされるのを拒否していたぐらいです。

もちろん、怪我しないのが一番なのですが、体重無差別の団体戦である七大戦で、最大のパフォーマンスを出せるように、久我さんの完全バックアップの下、日々練習しているのです。

ちなみに久我さんは東大柔道部の関係者の中でほぼ唯一高身長でスリム、しかもイケメンなので、集合写真を見ると一瞬でわかります。

図4. N岡キモいまとめの中で個人的にこれがダントツ


以上、新歓ブログでした。
柔道部に興味を持ってくれた人は、ぜひ新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 まで連絡してください。お待ちしております。