さて、経験者と言ってもいろいろいると思います。 ① 中高などでしっかりと部活をがんばってきた強い人 即戦力です。すぐ入りましょう。七大ルールは寝技が多く、国際ルールでやるよりは、立ち技の攻防が少なるのは事実です。しかし、そうはいってもやはり、立ちが強い人はなんだかんだ言って七大ルールでも強いし、なんなら普通に寝技も強い。東大柔道部にも立ちがめっちゃ強くて大活躍している人はたくさんいます。一度やってみてください。きっと気に入るはずです。 でもやっぱり国際ルールを愛してやまない人、国際ルールの試合もたくさんあります。そっちで活躍するのも良いでしょう!
② 今までやってきたけど自分はあんまり強くないなと思っている人 あなたにこそ飛躍のチャンスがあります。 あなたはきっと今まで県大会などで強豪校にいじめられてきたことでしょう。七大戦にはもちろんとてつもなく強い人もいます。でも、皆が皆そうではないし、あなたは極論すれば彼には勝たなくても良いのです。引き分ければいい。寝技ならそれができる。あとは強い仲間や先輩に頼ればいいんです。ここが団体戦の楽しいところでしょう。自分の持てる力を適切にもちいれば誰でもチームに貢献することができます。 さらに、あなたは今よりも強くなれます。はっきり言って立ち技はセンスと長い歴が必要だと思います。でも寝技は違う。練習すればだれでも強くなれる。さらに考えながらより理論的に戦うことができます。きっと頭のいいであろうあなたにピッタリです。さらに、東大柔道部は練習環境もとてもいいです。施設や指導者の先生方もすばらしいですが、何よりも真剣に高めあえる仲間がたくさんいます。きっとあなたは強くなれます。実際中高では冴えなかったが、七大戦では大活躍して何人も抜く人だっています。あなたの隠れていた才能が日の目を見るかもしれませんよ。
③ 寝技を一杯やってきた人・寝技がやりたい人 あなたを遮るものは何もありません。我々はいつでも待っています。
① 元気があれば何でもできる。体調は整えましょう。 とりあえず、徹夜はやめましょう。今更徹夜をしてもあまり意味はないと思います。入試のリズムに合わせて早寝早起きをするのが良いと思います。 また、前日にあまりはしゃぎすぎないようにしましょう。「東京キター!!」とはしゃいでしまった僕は、前日に浅草を歩き回ったら、夜めっちゃ筋肉痛になりました。あれは焦りました。受験前なんて体がなまっているので下手に歩き回らないようにしましょう。観光は試験後にしてください。 前日の夜は眠れないこともあるでしょう。黒川君の共テ応援のブログによると蒸気でホットアイマスクらしいです。やってみてもいいでしょう。
② 心ヤァ なんだかんだ言って、最後は精神論です。平常心が大切です。 とは言いましても… やっぱり緊張しますよね。大丈夫です。みんなします。僕も吐きそうなくらい緊張しました。だからたぶん大丈夫です。 全部の模試がE判定でも受かった人も柔道部にもいます。彼は何故かいけると思っていたようです。自信は大切です。 「自分は東大に受かるのは天命だ」とでも思っていればいいんです。
③ 凡ちゃんを撃退せよ 凡ミスはやめましょう。本当に命とりです。僕は化学の大問3の解答用紙に物理の大問3の解答をしてしまいました。気が付きましたが、あれで15分は溶かしましたね。こんなアホなことはないにしても±を間違えるなんてざらですので気を付けましょう。わからない問題を解くくらいなら、こういうものを見直すほうがいいとすら思います。
アドバイスをひねり出していたら意外と長くなったのでこの辺にしておこうかと思います。全部当たり前と言えば当たり前ですがやはり、最終的にここに行きつくとは思います。 僕には受験生を無差別に応援するような趣味はありませんが、少なくともこれを受験前に読んでいるような稀有なあなたのことは応援しています。あなたが無事東京大学に合格できることを心から願っていますし、あわよくば東大柔道部に来てくれることも心から願っています。 Good luck!