東大柔道部ブログ

このブログは東京大学運動会柔道部の活動の記録です

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1年生自己紹介ブログ③世銀


みなさん、明けましておめでとうございます。明日 世銀です。メリッサさんと同じPEAKの学生です。メリッサさんに柔道部を紹介されて、去年の10月に入部しました。

 インドと日本のハーフで、インド生まれですが、日本に1年、シンガポールに2年いました。インドで空手と少しだけ剣道を習ったことがあります。シンガポールではタイのムエタイという格闘技を習いました。ハビブ・ヌルマゴメドフとか青木 真也とか、いろんな選手を見て、BJJと柔道にも興味がでました。IBという高校のプログラムの「知の理論」の授業で、「三角絞め」について書きました。

 柔道は格闘技と違って、コンボが多いだけでなく、動作も多いです。柔道は「チェスの肉体版」だと私は思います。

 今年の目標は体重を増やすことで柔道の大会に出られるレベルになりたいです。

 どうぞよろしくお願いいたします。




1年生自己紹介ブログ②メリッサ

投稿者: 陳際諾  投稿日: 2023年1月3日 21:21

明けましておめでとうございます!一年の陳際諾です。メリッサ呼んでもいいよ(本名を印象づけたいから、此処に漢字名前を表記)出身地は、中国武漢です。
 
私は中学生の頃に運動が好きになりました。そのきっかけは、学校から毎日6キロ走るように言われました。でも、意外とこの過酷な「軍隊合宿」のような生活の中で、徐々に運動が好きになっていったんです(笑)高校時代にはボクシング、大学ではボクシングをやめて柔道一筋になり、東大柔道部に入部しました。
 
今考えると、日本語も不自由な外国人の私が、何も考えずに入部したのはちょっと無謀でしたね。でも、やっぱり正解だったと思うし、「入部してよかった!!」という気持ち今も持っています。中国にいた頃、「日本の伝統武道といえば、やっぱり柔道だ」と思っていましたし、柔道は日本一番強くてかっこいい武道だとずっと信じていました。また、「日本の運動部のみんなは本当に真面目で団結力がある」「熱血バカのようだ」という噂などを聞いて、日本の部活動の雰囲気も気になっていました。いざ入部してみると、自分が知っていたことと全く同じでした(もちろんバカな部分は除いて、本当にすみませんでした。)そして、なんとかその雰囲気に溶け込めたことが、とても嬉しかったです。
 
今では、この部活に入った目的は、私一人が強くなることではなく、みんなと一緒に強くなることです。東大柔道部は、慣れない街で生活する異邦人である私にとって、心の底からファミリーのような存在になりました。 同期の仲間に助けられ、先輩方に優しく根気よく指導していただき、これで好きにならない方がおかしいと思うほどです。
 
そして最後になりましたが、皆さん、不器用な私にも、いつも親切にお世話していただき、本当にありがとうございます!今後ともよろしくお願いします!七大戦に優勝するという目標を向けて、瑛未と一緒に買った勝守りの祝福を受け、一生懸命頑張ります!日本語の勉強も頑張ります!
 
PS1:正直なところ、日本語で自己紹介を書くのは怖かったです!日本語は本当に下手くそなんですけど!?でも、ご覧のように、なんとか書きました。 だから、もし分かりにくいところがあったら、申し訳ないorz

PS2:実は3日前に完成していたのですが、びびって投稿していなかった。



1年生自己紹介ブログ① 佐藤

投稿者: 佐藤尚哉  投稿日: 2023年1月3日 15:52

 明けましておめでとうございます、一年生の佐藤尚哉です。夏頃からブログを書くという話はずっとあったのですが、あれよあれよという間に年が明けていました。

 部活とはまったく関係ないのですが、先日、有馬記念に行ってきました。ちょうどクリスマスの日だったので、来られない友人の分の馬券も買ってあげました。(僕は反対だったんですけどね…)

レース前の様子

 自分のお金を背負った馬が走るので、思わず白熱して応援してしまいました。目の前を駆けていく馬たちの迫力もすごかったです。

 結果は9-3-5でイクイノックスの圧勝でした。僕は日和って1番人気と2番人気どっちが来ても勝てるように馬券を買ってたので、勝ったのに300円しか増えなかったし、交通費と入場料で2000円ちょい掛かってたのであまり勝った気はしませんでした。一緒に来た友達は5000円分買って見事に外していました。

 ちなみに、来なかった友達が3連単を当てて4000円勝っていました。告白も成功したそうです。天は人の上に人を造らず...

 このままだと競馬ブログになってしまうので、少しだけ部活の話もしようと思います。そろそろ七大が視野に入ってきたので、改めて自分の役回りも意識して練習に取り組みたいと思っています。3年生に強いメンバーが揃っているので、優勝したいと思いますし、自分の力を最大限発揮して貢献したいです。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。他の一年生はとっとと書いてください。



優勝

投稿者: 古川裕也  投稿日: 2022年11月23日 00:42

こんばんは、2年の古川です。この間の東京学生オープン大会無段の部で優勝しました🏅

試合で人を投げたのも初めてですし、なんなら抑え込んだのも初めてでした。普段の練習の成果が出せて良かったです。

手前味噌ながら、幣部は柔道未経験の人(僕は中高将棋部でした)でも強くなれる環境だと思います。最近では留学生の男の子と女の子が入部してくれました。初心者仲間が増えて嬉しいです。歴が浅くても初心者でも体験に来て欲しいなぁと思います。

p.s 山路先輩、お付き合い成功おめでとうございます。七大戦優勝という果たされなかった夢を叶えるためにこれからも一緒に頑張りましょう。スズさんも応援よろしくお願いします。




山G禊稽古のご報告

投稿者: 末広多聞  投稿日: 2022年11月21日 19:30

こんばんは。3年の末広です。

本日、2022/11/21(月)に我らがデブのホープ山Gに彼女ができたことが判明しました!それを祝って「祝稽古」、いや「禊稽古」が執り行われましたので、ここで報告させていただきます。

ご存じない方もおられると思いますので、山Gの紹介と、彼女ができた経緯を軽く述べさせていただきたいのですが、山Gは麻布高校出身、約170cm90kg、文学部所属のいわゆるデブで、デブはデブでも動けて愛されるデブです。彼は、今年7月頭まで2年以上続いた彼女がおりましたが、七大戦で経て心情や価値観に変化があったのか、その関係の非生産性にようやく気づいて、別れを決断した男であります。

そんな山Gですが、体型に似合わず極度の寂しがり屋で、男女問わず常に誰かにくっついているような生き物であります。特に同期(男)とイチャイチャしている時は見るにたえないのですが、夏も過ぎ、気温も下がってきて人肌が恋しくなる季節になり、男以外の心の拠り所が必要になったのか、マッチングアプリwith を始めました。

そこで複数人とマッチし、そのうち数人と実際会ったらしいですが、その中で、Snさん(以下スズさん)という女性に恋に落ちました。スズさんの詳細は省略させていただきますが、もうすでに社会人で働かれています。山Gは複数回の逢瀬の末、フレンドの身分から見事昇格し、先週15日(火)に交際に至ったとのことです。

写真1. 肩を怪我した時の山G

ここで違和感に感じた方、その通りです。主務であられる山Gが、彼女ができたという報告を約1週間も怠っていたのです。まあ、現役部員の声を代弁させていただくと、全体ラインへの連絡という簡単な仕事すら怠っている山Gが報告を怠っていたは、いつものことだと思いたいですが、部員みんなが山Gの恋愛を一定程度応援しているという点や、部員、特に同期は多くの苦楽を共にしている真の仲間だという点を考慮すると、普通に付き合った当日、もしくは翌日には報告することが当たり前だと思うのです。実は中岡には当日に言っていたらしいのですが、そのような差別的な対応は許されるものではないです。

これについて、山Gは、交際に至った先週15日(火)の前後に先輩や同期に柔道でボコボコにされて、メンタルが弱っており、彼女ができたと報告する気持ちになれなかったと供述していますが、そういうのを慰めてもらえる彼女ができたはずなのに、そのようなことを言うのは言い訳がましいと感じたのは僕だけでしょうか?

このような戯言を同期が許すはずもなく、山Gへの尋問が開始されました。主に僕と岡本の理系コンビが(僕たちが勉強している間長電話をしていたという事実への妬みもあって)質問攻めにしていましたが、その間、同期の中でも山Gと特に仲のいい重松は一言も喋らず、大きなショックを受けていたようでした。

尋問の結果、主将の岡本によって本日の練習メニューを山G1人を元立ちとして、岡本、末広、重松、中岡、OKさん、古川の順で30分間ひたすら回していく山Gの禊稽古特別メニューに変更されました。

乱取りの途中、交代の際に一言ずつ山Gに声をかけていったのですが、重松の「俺には言ってくれると思ったのに」は、信頼していた友に裏切られたと言っても過言ではない状況で出た悲しい一言であり、これからの二人の関係を大きく変えそうな予感がしました。終盤、こっちがひどいことをしている気分になり悲しくなりましたが、無事怪我なく30分が終わりました。

写真2. 30分の乱取りを終え力尽きる山Gと最後取れなくて悔しがる末広

結果山Gは30分で、岡本3回、末広3回、重松2回、中岡2回、OKさん2回、古川1回ののべ13人と対戦し、最後は死にかけていました。

写真3. みんなに土下座する山G

最後山Gは土下座して謝罪していましたが、なぜか拍手と爆笑が起こっていました。これは山Gが愛されているってことですね。

その後、普通に乱取りをしました。練習後岡本主将が、この練習いいなーとか言っていたので、必死に止めましたが、岡本ならやりかねないです。怖い。

山G!1つ言えるとしたら、報告が遅いのは本当によくないぞ!そんなことしてたら主流になれないぞ!

なお、誤解されないように言っとくと、この部活は恋愛禁止ではありません。今の時代、恋愛禁止とか普通に人権侵害です。今回は山Gが報告を怠ったから、こんなことになっただけです。後輩のみんな!いい恋しろよ!

まあこんなこと言っても、彼女がいない僕たちはただただ虚しくなるだけだけど、山Gは愛するスズに慰めてもらえるんよね。なんて不平等な世界なんだ。

PS. スズさん
山Gは女がいると弱くなってしまう傾向にあるのですが、スズさんならきっと大丈夫だと勝手に期待しております。これからどうぞ山Gをよろしくお願いします。




秋練始まりました+α

投稿者: 堂下陽風  投稿日: 2022年9月27日 22:54

こんにちは。2年の堂下です。きつかった夏練が終わったと思ったのも束の間で、1週間のオフを挟んで昨日から秋練が始まってしまいました。とはいえ、多少気温も下がり、オフで体力も回復したのでまだやれそうです。そして、夏練、つまり一般学生にとっての夏休みが終わるということは、Aセメの授業が始まってしまうということです。ということで、Aセメに入ったら授業もいいけど新しいこともしてみたいという人やそうでもない人向けに柔道部のいいところを書こうと思います。
まず、先輩に人当たりのいい人が多いので理不尽に怒られるようなことがそうそうありません。少なくとも柔道部と聞いて一般的にイメージするような怖そうな人は全然いないので、もしそれを理由に見学を躊躇っている人がいましたら遠慮なくお越しください。

次に、この部活は未経験者でも活躍できる部活です。我々は七帝柔道という一般的な柔道とは違い、寝技に重きをおいている柔道をしています。寝技は立技に比べて練習すれば強くなれる幅が大きいので、完全初心者からでも一線級の選手になれます。例えば前主将の小笠原さんや、先のブログで人の変な情報を流してくれた古川が初心者から始めて強くなっています。先輩に分からない所を聞いたらしっかり教えてくれるので、柔道経験の有無を問わず是非一度見学にだけでも来てください。

他にもここに書ききれないほどの良いところが柔道部にはあるので是非月曜16:00〜@本郷あるいは火曜18:00〜@駒場の新歓練習会に来てください。



夏連お疲れ様ブログ

投稿者: 古川裕也  投稿日: 2022年9月26日 12:07

こんにちは、2年の古川です。

先週行われた国公立大学柔道大会を持ちまして、今年の夏練が終了しました。夏練の総括を書くことを任されたので、まずは今年の夏練が自分にとってどんなものであったのかを簡易的に振り返っていこうと思います。

まず、夏練初日は大掃除を行いました。70Lのゴミ袋で少なくとも20袋は出ました。やはり七徳の収納力は素晴らしいです。アフターの画像は無いですがとても綺麗になりました。

その日の昼くらいから大量のホコリを浴びたせいで喉の調子が悪いな、と思っていた所、夜に40度近くの高熱が出ました。次の日病院に行ったら案の定コロナで、部活は1週間停止となりました。

当時僕の住んでいる寮でコロナが流行っていたため、寮にいる時間を減らすため風呂と寝るとき以外は七徳にいるよう心掛けていました。しかし今思い返すと部活が終わったらそのまま帰ってしまった時もあったので、部への帰属意識がまだ足りなかったのではないかと反省しております。

ちなみにコロナは大分きつかったです。初日はお尻が痛すぎて一睡も出来ませんでした。体温が1日の間で結構変化したのですが、「ちょっと熱下がって来たな」と思って測ると38度越えとかでした。
後熱が引いた後も喉が痛すぎて水を飲むのも一苦労で、そのうえ2週間完全に隔離されているので外には出られない、飯は食えないで大変でした。

部屋に篭っていることしか出来ないので、柔術の動画研究や練習動画の振り返りはこの期間で割と進みました。それ以外の時間はひたすら雀魂をしていたのですが、やはり対面でやる麻雀が1番楽しいなと気づき、七徳に行けば麻雀が出来る柔道部の素晴らしさを再確認することが出来ました。後色んな人から「気にせずゆっくり休んでくれ」というラインを貰い、ありがたい気持ちになりました。この場を借りてお礼したいと思います。

このペースで行くと振り返りに大分時間がかかると気づきました。少しペースを上げていきます。

僕がコロナ∩部活は始まった期間には、スイカ割りをしたらしいです。ビニールシートを敷いて、買って来たスイカを物干し竿で叩き割っていました。僕が部室に置いているギターでスイカを割ろうとしている画像もあったのですが、誤解を招きそうなのでやめておきます。

8月末のサプライズオフにはボートに乗りました。小柳が漕ぐ船が一生同じ所でクルクルしていたのが印象的です。ちなみに山路さん、河本、小柳で乗っていたのですが、誰一人真っ直ぐ漕いでいる所を見ていないです。

9月に入ったあたりから、部活が終わった後皆でゲームする期間が増えたように感じます。1年生も七徳に残るようになり、スマブラとマリカに日々取り組んでいました。皆研究熱心なので、しっかりPDCAサイクルを回して強くなっています。これからが楽しみです。一度小柳とサシでスマブラをした時にボコられましたが、僕自身も大分上達したと思うので、またもう一回やりたいです。写真はゲームにも真摯に取り組む末広さんです。

また皆で映画を見る機会も増えました。ホラー映画などは1人で見れない人も多く、また皆で見ると違った楽しさが会ってとても良いです。「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」という素晴らしい恋愛映画を見た時は、脳筋勢の柔道部員が全員寝てました。飯食って運動して寝るだけの生き物には少し難しかったかもしれません。

9月9、10日は京大遠征と合同練習を行いました。かなりキツい練習となりましたが、久々の他大学との試合、合同稽古ということもあり、得るものがとても多かったように感じます。10日の練習が終わった後は、皆でしゃぶしゃぶにい来ました。元気いっぱいもりもり食べました。

京都遠征は1年のH羽が書いたブログがあるので、詳細はそちらをご覧下さい。

9月14日は九州大学と合同稽古、9月15.16日は東京武道館で五大学合同稽古を行いました。僕自身は、中岡さんが2人抜いた後に6分フルで削った相手に取られる等、反省の多い試合でした。ちなみにその後は岡本さんが3人抜いて大将と分けるという偉業を成し遂げて勝つことが出来ました。先輩の背中は大きいです。

9月17日は国公立大学生柔道大会に出場しました。阪大、群馬大と東大のうち1校が決勝トーナメントに進めるという方式だったのですが、東大は阪大に負け、群馬大に勝ち1勝1敗となり、残念ながら勝ち上がることが出来ませんでした。

とはいえ、重松さんが慣れない立ち技の試合で分け切ったり、堂下が群馬大戦で寝技の攻防に持ち込んみ押さえ込んで1本を取るなど、見ていて感動する試合が多かったです。部員にとって大きな糧となったと思います。堂下が押さえ込んでいる側なのに苦しそうな顔をしていたので、「苦しそうな顔すんな!」とアドバイスされた所、謎のキメ顔で押さえ込んでいたのが面白かったです。試合見れる人は是非見てみて下さい。

↑試合後の寿司で興奮して鼻血を出す堂下

この試合をもってオフ期間に入りました。僕はオフに入ってからの1週間でペルソナ5というゲームを大体クリアしました。9月入ったくらいから部室でやり始めたのですが、総プレイ時間が現在124時間となっています。RPG、育成ゲー、日常ゲーなど様々な要素を高いレベルでオールウェイズ出してくれる神ゲーです。ちなみに現在6股中で、残り4股となっています。特に恋愛経験が少ない部員の皆さんは是非やってみて欲しいです。

他の部員が何をしていたかはあまり知りませんが、とりあえず1年のH羽は講道館で柔道をしていたらしいです。どんどんこのままキマっていって欲しいと思います。

その他、柔道部員の寝顔シリーズです。




もっと柔道のことも書きたかったのですが、そろそろ長くなって来たので割愛させて頂きます。


@中岡さん 
結構頑張ってブログを書いたので、赤柔は真真の〆切くらいで出そうと思います。お許しください。

次は堂下の秋練始まるブログです。よろしく。



新主将挨拶

投稿者: 岡本雄揮  投稿日: 2022年9月24日 22:10

 こんにちは。お久しぶりです。いつも東大柔道部を支えてくださっている指導者の皆様、OB、OGの皆様、お世話になっております。この度、新主将を拝命した3年の岡本です。更新が非常に遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。引退された先輩方が引退ブログを書き終えたらすぐに更新しようと考えていたのですが、年を重ねるにつれて身につけてしまった怠惰からここまで引き伸ばしてしまいました。

 さて、先の七大戦は実に3年ぶりの開催となり、今の3年生以下はこれまで一度も七大戦を経験する事なく、今回の大会の開催を迎えました。そのため、前幹部学年以外は七大戦がどんなものなのか、どれほどの熱量で行われるものなのかがわからずに今回の七大戦を迎えましたが、自分としては想像よりも遥かに熱い戦いでした。これまで高校までは、個人戦を軸に柔道をしてきて自分勝手に柔道をしてきましたが、今回、準決勝で東北大に敗れ先輩方の引退が決まった時は、とても悔しく「来年は必ず優勝しよう」と思えました。2ヶ月半も前なのですが、今でも思い出すと悔しいです。ただ、ここまで、七大戦を一度も経験せず本番を迎えた3年生以下を優勝という目標に迷いなく向かわせるのは大変だったと思いますが、チームを一つにしてまとめ切った四年生の先輩方には頭が上がりません。これまで、下級生は面倒をかけっぱなしでチームを率いるのは大変だったと思いますが、ありがとうございました。今、現役部員が少ないので、気が向いたら練習に来てもらえるとありがたいです。

 さて、来年の七大戦に向けて早くも2ヶ月の夏練が終わってしまいました。主将になって2ヶ月が経つのですが、いまだに慣れません。号令をかける時でさえ、しっくり来ないのに、合同練習の時に他校の人も含めて並べて整列してもらうなんてこの世の終わりかと思うくらいに緊張しました。こんな頼りない主将なのに現役部員のみんなは文句を垂れ流しながらも練習についてきて、その上どんどん上手くなっているのには感謝しかありません。ありがとう。不満なことがあったら何でも言って欲しい。なるべく改善します。これからも主将として不甲斐ない姿を晒すかもしれんけど、来年の優勝目指してみんなで頑張りましょう。これからもよろしく。

 

 最後になりますが、師範、コーチ、部長、監督をはじめ、OB、OGの皆様方におかれましてはご指導並びにご支援のほど、よろしくお願いいたします。
                    

 新主将 岡本 雄揮



引退ブログ⑤ 世羅

投稿者: 世羅文哉  投稿日: 2022年9月18日 18:35

引退から約2ヶ月が経ちました。元主務の世羅です。引退直後は部活のない世界が本当にあるのかという気がしており、1週間くらいなんとなく過ごしていましたが、2月も経つと"部活のない生活"というものにも慣れてきました。膝の調子も悪くないです。割と力も入ります。本当に切れてるのか謎です。少し前にサッカー選手が右膝前十字靭帯断裂の重傷、全治8ヶ月というニュースがありました。世間的にはやっぱ重症よな、よく試合できたなと思います。
直前の怪我の話をちょっと書こうと思います。

5月末の試合中に左膝を負傷して翌日、激痛でベッドから立ち上がれなかったです。なんとか立ち上がって病院に行き、大量の血を抜いたら割と楽になったしいけるいけると思ってました。MRIを撮らされ、後日診断結果を聞きに行くと「ここに見えるはずの線が見えませんねぇ、前十字切れています」流石に言葉が出なかったです。現役で東大に落ちた時より頭が真っ白になった気がします。
 ですが意外と立ち直るのは早かったです。直前期に怪我した以上できることをやるしかないし、怪我のケア、筋トレなど試合までにできる一番良いの準備をしようって気持ちになりました。不思議と試合1週間前になっても、直前になっても緊張せず、試合前日は22時くらいに寝ました。これだけは怪我をして返ってよかった、大不幸中の小幸いといったところでした。

本番では初戦なんとか1人抜けましたが、練習不足によるスタミナ不足で全く動けなくなり取られてしまいました。情けないと思いつつも、先輩方が僕の試合で盛り上がったと聞いて嬉しかったです。あと後輩が皆頼もしい試合をしてくれたのもめっちゃ嬉しかったです。

身体中あざだらけになりながらもしんどい練習に行き、なんでこんなことやってんのやろと思うことも多々ありましたが、本気で取り組んだと胸を張って言えること、これだけで柔道部に入ってよかったと思えます。

一応引退ブログなので、同期とか後輩とかに一言っていう引退後しかできないやつやりたいと思います。

3年 去年の俺どころか今年の俺より既に強い。怪我に気をつけてくれ。
2年 2年時の俺より遥かに強い。怪我に気をつけてくれ。
1年 夏練顔出した時めっちゃ強くなってて驚いた。怪我に気をつけてくれ。
同期 色々あったけどお疲れさんでした。

最後に指導陣の方々、先輩方、お世話になった全ての方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

とりあえず卒業できるように日本史と格闘してきます。



引退ブログ④ 米山

投稿者: 米山侑輝  投稿日: 2022年9月17日 04:51

こんにちは、前会計の米山です。もう七大から二ヶ月以上経ってしまいましたが、引退ブログを書いていきたいと思います。
私にとって今年の七大戦は現役初めてで現役最後という例年だったら有り得ない状況だったのですが、不思議と緊張感なくプレイできたと思います。・・・嘘です、本当は何だか変な感じにずっと緊張していました。開催できること自体、プレイできること自体に感謝と嬉しさを感じると同時に、その反面、そわそわして居ても立っても居られなくなる感じが常にあったのです。そわそわしすぎた結果、京大戦が終わった後には、ホテルに帰ってから小笠原とホテルの廊下に寝っ転がったりして(汚い&恥ずかしい)東北大の取り役の対策をあーでもないこーでもないと考えていました。その時は真剣だったのでなんとも思いませんでしたが、今考えるとやっぱり異常ですね。ですが、これだけ緊張できる機会もこれからの人生、そうそうないだろうと考えると、貴重な体験をさせてもらいました。
そんな私の大会個人成績ですが、まさかの一敗一分に終わり、取り役()、お前今まで三年間何してきたん?と自分自身でも思うのですが、試合内容としてはやはり自分の弱いところがでたなという感触であり、自分としては全力で戦い、強みで負けたわけではないという理論でなんとか自分の心を誤魔化しました。斎木や末広をはじめ、多くの後輩に負担をかけてしまい本当に申し訳なく思っていますが、彼らが活躍する姿を見て自分より何倍も強くなるだろうなあと頼もしく思ったのも事実です。
二ヶ月経って振り返ると、私は柔道それ自体というより東大柔道部というチームが好きだったのだなということを常々感じます。先輩から受け継いだもの、後輩と共有したもの全てをひっくるめて「東大柔道部」であり、一丁前に辞めてえなあと思っても心の中で引き留めてくれたのがそうした仲間の存在でした。みんな、支えてくれてありがとう!
最後になりますが、我々東大柔道部に関わって下さったすべての方々に、ありがとうございました!